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9年ぶりにジェルバ島に行く 8

最近、ポツポツと雨が降るジェルバ島です。

雨が全然降らない〜とみんなが嘆いていたのだけど、ここ最近はポツポツ降っています。が、その量は地元民が満足する量ではなく、はたまた風がものすごく強いので結局は掃除が大変なんだけどね!と女性陣からのボヤキをよく耳にしています。

そんなジェルバ島で、毎年5月4日にユダヤ教の祭典がグリバのシナゴーグという所で行われているのですが、そこで祭典開催後のある日、銃撃事件が起きました。

警備隊の男が同僚を射殺してその後、近くにいた地元民も殺し、何人かは重症、首都の軍隊病院に入院中です。

2002年にシナゴーグで爆破テロがありましたが、それ以来の出来事です。
チュニジアでは結構なニュースになっているし、ジェルバ島でも、起きてから数日はものものしかったです。

今も島の人たちの本音は不安もあるのかもしれないけど、みんないつものように、『ジェルバ ラベース(ジェルバは大丈夫🙆‍♀️)』と言い切ってます。

私はというと、旅行中にこういうこともあるのね、と思うだけで特に警戒することもなく毎日をマイペースに過ごしています。

その出来事よりも、9年ぶりに再会した友人の変わりっぷりや、9年以上前からこうだったよね、この人、、てなことを思い出すことや、今回チュニジアの人たちがやたらとフランス、フランスと🇫🇷フランスに仕事で行きたがっていてアジアを下に見ている??と感じることが何度かあったことや、自宅での食事に誘ってくれたのに約束の日に訪ねると忘れられてたり、、(病気もあるので仕方ないけど)そうかと思えば別の誰かに『久しぶり!覚えてる?俺のこと??』と知り合いに偶然再会したり。そして別の友達の家に送ってもらったり。なんだか歩いてたら誰かには遭遇するなと思うことや、腰の痛みがひどくてマッサージ師に見てもらって処方箋もらって薬買って飲んだら劇的に良くなってることに驚いたことや、、

毎日が人との関わりであわただしくいそがしく。

そしてそのことで元同僚(74)が私が他の人と会うことにやきもちを焼いて怒り出し、『どうせあんたは私のことなんてどうでも良いと思ってて、いつも私のことを忘れてるんでしょ!!』とキレられて疲れたことや、、

こっちの女性たちはとにかく人と比べて自分はどうかの評価を欲しがる。

そして、私だけのあなたでいなさい、という強気な姿勢がすごいので、非常に疲れる時がある。

自由な旅がで、できない、、、
そしてそのヤキモチ、なんなんだよ、、という疲労感、久しぶりに味わっている。

来週の予定もあけときなさいよ、私のために、と念を押された、、それはできないのよね、と心の中で言葉を返すにとどめているが、来週も疲れそう、、、。

そんなジェルバの女性たちだが、彼女たちの悩みは日本女性の悩みと本当に似ている。というよりほぼ同じだ。そしてこの島の人たちは真面目で勤勉、性格も日本人とよく似ている。本土の人たちとはまた違うのだと思う。

だから、、、日本にいるみたいな気になる。
だけど、あまりに人間関係が濃いので日本のことを思い出すことはあまりない。

自宅ランチに招待されていたが、それを忘れられていたので代わりにサンドイッチ屋さんへ。彼は近所の木材屋さん。とても優しい。ハイジのおじいさんに似てる。私は手前のレバノンサンドイッチを頼んだ、中身はチキン。
元同僚の妹の息子、アハマドが成長し、シェフを目指すように。だからピザ作ってと頼みまくってたらたくさん作ってきてくれた。美味しかった!!!
高そうなカフェに元同僚の姉妹らとお茶へ。会話についてけないのでほんとは行きたくなかったが、断ると妹たちにあんたの心配させたいの?と言われ1時間だけ付き合うことに。ただただ、歯医者の進化の話とか、シナゴーグの事件の話を俯いて聞いていた時間、、、。
赤いお茶にはアッタラシーヤ(ゼラニウム)を。チュニジアではフラワーウォーターを各家庭で持っていて、適宜料理に使ったり、体調を整えることに使ったりするので常備している。この家では自宅で作っている様子だった。彼女の料理は絶品で、久々に食べてもその美味しさに舌鼓を打つほどだった。

旅行期間もあと少し。

まだ、会う予定の人がいる。

10日ほど前から腰の痛みがひどかったが、おかげさまでマッサージ師さんのところに行って骨の状態をみてもらい、とても楽になった。彼はプロフェッショナルで良い人!!処方箋代を取らなかったのだ。私が『保険がない』と言ったから、、。その後、おかげさまで服薬してかなり痛みが和らいでいる。

友達と話して、お茶飲んで、晩ご飯ご馳走になって帰る。

すごい贅沢な生活。

あともう少しで日本かあ、、、

本日、元同僚の妹たちがカフェで、『日本の寿司って、生でたべるのね、めちゃくちゃまずかったわ、食べるものってあるのかしらあの国』

という話題をしていたが、聴いててとても疲れた。

やはり、保守的なジェルバ島では、食べ物の種類の広がりはもてないのかなあ、?


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