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「褒める」の極意

相手を褒めることは、シンプルのようで奥が深い。
褒められてなれてない人が他の人を褒めようとすると、どこか恥ずかしく歯がゆくなってしまう。

その靴素敵ですね!
仕事の呑み込み早いですね!
今日もオシャレなジャケットの着こなしですね!
などなど。自分がいいなと思ったことを素直に言葉に出す。
受け手側は、お世辞を言われているのかと構えるかもしれない。
ただ、こちら側はそうは思っていないのだから気にせずどんどん褒めてあげよう。

褒められて嫌な思いをする人はいないのだから。

☆☆☆

褒めることがなれていない人は、まず相手をじっくりと見てみよう。
必ず良いところが沢山見えてくる。
誰も見ていないところでゴミを拾っているかもしれない。
会社のトイレ掃除をものすごく頑張ってくれているかもしれない。
見ようとしていないだけで、人はものすごく素晴らしいのだ。

自分にはないものを沢山持っている。
そこに気が付いた時にすっと言葉をかけてあげる。
もし、直接言うのが恥ずかしければ、誰か別の人に伝えてあげる。

陰口ではなく、影褒めをしてあげる。
その陰褒めは必ず本人に届く!

人の良いところを褒めると、それは声を通して、自分も褒められていると勘違いする。
脳は複雑なようで単純だ。
他人を褒めているようで実は自分も褒められている。

褒める場合の注意も必要だ!

褒めた内容が先天的なものなのか、変化することが出来るのかで大きく変わってくる。

例えば、クリクリした大きな目で可愛いですね。と褒めた時、受け手側(相手)は実はその大きな目がコンプレックスで触れてほしくなかった場合もあるからだ。

伝える側には良いと思うことも、受け手側が嫌だなと思うことがあるので注意だ。

しかもそれが先天的で変えることが出来ないものであればなおさらだ。
変化ができるものであれば、取り返しがきく。

☆☆☆

相手をよく見て行けば自然と良いところは見えてくる。自分よりも優れているところ、すごいなと感心することがある。
自分だけの世界にとらわれず周りを見回せれば褒めてみたく状況が出来上がる。

最初は恥ずかしいかもしれない。
次第に褒めることが呼吸をするように当たり前に出るようになるはずだから。


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