オールを使うか、風を信じるか
人類が大洪水で滅亡し、唯一生き残ったノアの話のをご存知だろうか。
ノアの箱舟と言ったほうが、わかる方も多いのでは。
世の中が堕落し、神がその世界を嘆き、生き物雄雌一匹づつを残し、人間はノアの一家だけ生き残らせ後は全滅した話だ。
ノアは堕落した世界でも信仰があり真っ当に生きていたために選ばれたとされている。
ご存知の通り、大洪水があり生き物は絶滅し世界中海の世界となった。
大雨が止んだ後、ノアがとった行動はハトを舟から放ったとされている。
最初は何もなく戻って来てしまいます。休める陸地がなかったようです。
数日開け再度放つと、今度はオリーブの葉をくわえて戻ってきます。
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陸地があるとわかったノアたちはどうしたのか。
急いでその陸地に向かってオールを使い漕ぎ出し、陸地へ向かったわけではないようです。
そのまま、箱舟に乗り続け舟が風まかせで陸地に着くのをじっと待ったとのことです。
その結果、無事に陸地到着!
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この現代社会に生きていて、陸地という名のチャンスや生き残る道があった場合、自分だったら急いでオールを使い漕いで漕いで漕ぎまくり、陸地に辿り着こうとしていたかもしれません。
しかし、やるべきことを全てやり終えている人は、目に見えないさらなる高みに期待し、すべてを受け入れて待ち望んでいるのだと感じました。
あなたは、準備がすべて整ったあと、オールを使いますか?風を信じますか?