子どもの絵本 【わらしべ長者】から学んだこと!
久しぶりにこれ読んでと言われて、絵本の「わらしべ長者」を子どもが持ってきた。
懐かしいなと想い、絵本を読んであげた。
読み終わり、自分の視点が変わっていることに気が付いた!
まずはストーリーのおさらいから
☆☆☆
昔ある若者が生活に困っていた。
働けど働けど、生活が楽にならない。
神様に生活が楽になるように頼み行ったその晩夢の中で、最初に手にした物を大切にしなさいとの言葉をもらった。
次の日に最初手にしたのは、わらしべだ。
このわらしべにアブをつけ、歩いていると、これを欲しいという子どもにあげることにした。
そのお礼に、ミカン3つもらえた。
次に、このミカンは、喉が乾いたていた女性にあげ、そのお礼に高価な布、3束もらった。
その布は次に馬に変わる。
馬はつきに引っ越しをしている金持ちに目が留まり、田畑へと変貌する。
また、引っ越しをするため、家があくからとのことで、少しの留守も任される。
数年後、持ち主は帰ってこず若者は家と田畑を手に入れることとなる。
わらしべから家と田畑、つまり財産を手に入れたことになる。
まさに、わらしべちょうじゃ!
☆☆☆
さて、昔の人の願いは貧しい生活から何とか楽になりたい、幸せになりたいとの願望からこのような話ができたのだと想像がつく。
子どもたちには、小さな、何でもない物から人への思いやりをつけることで更に素晴らしいことがプレゼントされるとの教育の面も含まれている話に聞こえているのではないだろうか!
☆☆☆
事実、自分が小さい時に聞いた時、そう感じ人に良いことして、ものを差し出せば更に素敵なものが返ってくると思い込んでいた。
大人になり、この年で、今読んで見るとまた違った見方ができて面白かった!
それは、若者が常にチャンスを見逃さないアンテナを出していたので成功していた思えたからだ!
若者のチャンスは
わらしべをつかむことにはじまり。
アブをわらしべに結んでみること。
遊び道具を欲しがっている人を的確に見つけたこと。
のどか乾いている人を見つけるアンテナ!
馬を必要としている金持ちの引っ越し現場を見つけるアンテナ!
若者はチャンスを見つけるアンテナビンビンだったのだ!
☆☆☆
今時代、チャンスはそこら中に転がっている。
もしかしたら私達は既にわらしべ以上の物を持っているのかもしれない。
ただそのわらしべを使うチャンスを見逃して、ただわらしべだけを見つめて、生活が楽にならないかなぁと悩んでいるだけなのかもしれない。
素晴らしいスキルや作品があるのに、正確な情報を捕まえていなかったら、わらしべはミカンにはならないし、布にもならない。
もちろん、家や田畑にもならない。
学び続けるとは、わらしべを掴みにいくと言う意味なのかもしれない。
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