うっせーな!
反抗期を経験していない私は、親に対して反発心を子供の頃、持っていたのかもしれないが、表現したことがなかった。
今になって、それはどうなの?と言って反論するときはあるが、お互い大人であるため会話も大人の処理をする。
☆☆☆
長男が反抗期に入り、ご飯になったよと声をかけようものなら、帰ってくる返事が
「うっせーな!」である。
こちらは冷静に「今のは本気で言っているのか?」と物腰を柔らかく、とても低いトーンでさみしげに言うようにした。
本人も感情まかせで言ってしまった手前、後には引けないのだろう。
あぁ。としか回答がなかった。
☆☆☆
私の本心はぐさりとえぐられ、ショックを隠せなかった。
何とか自分を誤魔化そうと、子どもは成長している。反抗期にまでなれ、一般敵な成長過程を通っているのだと、声に出し紛らわした。
心と言葉と行動がやっぱり一致していない。
ショックが大きかったのだろう。その後、長男の目を見て普通の会話ができない。
こちらが何か言えば、うっせーなと返される!
こんなにも身近に、どストレートなクレーマーがいるとは思わなかった。
今後もちょっと様子を見ながら、自分なりに行動し息子「長男」とも接していきたい。