flesh and blood : Arakni 101 より
興味深すぎて、すでに何度か記事にしている、Dynastyで追加されたAssassinヒーローであるArakni。ようやくRathe Timesに基礎講座が降臨。
とはいえ、公開されたのは年末だし、勤勉な(Spider日本支部の)皆さんはだいたい理解してしまったところも多いかんじ。ま、最初から分厚い本を読めというよりかは、うすっぺらいものでもアウトラインを掴んでから詳細にはいったほうがわかりやすいこともある。
FAB101: ARAKNI AND THE ASSASSIN CLASS
by Joshua Kehe
28th December 2022
他の記事と重複するところも多いが、この記事だけの記載もみられるので、きになったところだけ箇条書き的に。とはいえそれなりの長さにはなっている。
Majesticのカードがあれば、より強そうだけど、手に入りにくいし、なくても動かせるので、気軽に組んで遊んでみるのがよい。短剣2本とお面(節分?)とブーツは必須ぽいので、こちらはなんとかしてから、だけれども。
とりあえず、プロキシ(代用カード)でいいので動かしてみたら理解も進みやすいはず。
大事なポイントは、ContractとSilverトークン。チェンソーマンでデビルハンターが悪魔と結んでいるのもContract(契約)。
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Arakniの能力で重要な2つのポイント
対戦相手のデッキ内容を知ることができる。
対戦相手の次の手札をいじれる。
Contractつきのカードをプレイすることでこの能力が活用できる。
Contractつきの攻撃は、その攻撃が通れば(加えて、条件があえば)Silverをうみだす。このSilverは装備品を墓地から回収するために利用される。
Blacktek WhisperersもMask of PerditionもBattlewornがあるので、ブロックに使っても場に残る。自身の能力を自分のターンに起動して(Silverをつくる過程を補助して)墓地に行く。Silverがじゅうぶんあれば、次の自分のターンの開始時に戻すことができる。
一見、他のヒーローの武器と比べると見劣りするかもしれないSpider's Bite。しかし、攻撃が通れば、その後に防御に使われたattack actionの防御力を下げる。Spider's Biteのあとにくりだすであろうattack actionのon-hit効果(Contract攻撃のバニッシュとか)を防ぐために相手が完全にブロックしようとするとカードの必要枚数が増える可能性がある。それを気にして装備品で防ごうとすると、Spider's BiteにはPiercing 1がついている。
そして、もはや言うまでもないContract攻撃が通ったときの挙動。hitすれば、Contract攻撃はすべからく対戦相手のデッキトップをバニッシュする。バニッシュされたカードがContractの条件に合えばSilverができる。さらに、耳タコの、Combat chainが閉じてさえいなければ、そして複数回攻撃できれば、先の攻撃のContractも後の攻撃によるバニッシュに反応し、条件が合えばSilverができる。攻撃にgo againさえつけられればSilverの生成効率があがる。
Contractは、カードのいくつかのサブタイプに反応するようになっている。CCでは、相手のヒーローがわかれば、出てきそうなカードのサブタイプにあわせてデッキをしつらえることが可能。
そして3種のMajestic(Eradicate、Leave No Witnesses、Surgical Extraction)の強さ。
Leave No WitnessesはCommand and ConquerとあわせてCCなら6回も相手のArsenalをつぶせる可能性。
Eradicateはreactionと組み合わせて4枚とかそれ以上のSilverをつくれるかも。
Surgical Extractionは相手の手札みたうえで1枚手札破壊できるので相手のプランはぼろぼろに。コスト2がネックかも。(意図的ではないにしても、封入率が低くなっていたらしいこともネック)
具体的には、Contract攻撃する前にSpider's Biteで攻撃することで、対戦相手の対応をより困難にすることができる。
たとえば、1枚の青いピッチからSpider's Biteの攻撃1回と、そのあとにコスト1の攻撃ができる。先の攻撃を通すと、次にくるattack action攻撃に対してのブロックが困難になるかもしれない。とはいえ、Piercing 1があるので、先の攻撃を手札からブロックすると、そのあとの攻撃をうけきれるのか?というね。
これらArakniの攻撃を通すためのreaction。
Cut to the Chaseは、攻撃力をあげたうえ、Arakniの能力のように相手のデッキトップを操作できる。相手が防御しようがしまいが関係ない。
Shredは、相手のdefense reactionなんかを相殺すると強い。「Assassinの攻撃(Assassin attack)をブロックしたカード」が対象であるので、ブロックに使われれば相手の装備品も対象にできる。相手のTemperつき装備品に使えば、戦闘の終了時に破壊される見込み。Spider's Biteもカードに「Assassin」って書いてあるから、攻撃すれば「Assassinの攻撃」なので、これをブロックしたものも対象になる。が、ブロックしてきてくれないと使えない。
アーキタイプがすでにいくつかある件
毎ターンContractつき攻撃2回だったり、強力なgenericの攻撃を企ててみたりでアグレッシブにもいける。
一方で、防御力3のカードがほとんどなので、しっかり防御してデッキ疲労を狙うとかもある。後者は、装備品の使いまわしがとても重要。Contract攻撃が通って相手のデッキトップがバニッシュされることもデッキ疲労に合っている。また、強大な攻撃をすることで複数枚のカードでブロックさせることもデッキを早く疲労させることにつながるので、そういうカードを使うデッキもある。
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