flesh and blood : Valda
アメリカの映画やドラマで酒場のシーンがあると、たいてい乱闘に発展するわけだが(視聴してるもののかたより?)、そんな酒場での乱闘を楽しみにしているValdaさん。ヒーローとしてはEverfestでカード化された。そもそもWelcome to RatheのカードであるCranial Crushでイラストとフレイバーテキストに登場していた。
"Leave now, or a hangover will be the least of your worries." - Valda Brightaxe
「帰りな。でないと二日酔いどころのさわぎじゃなくなるよ。」
(頭を両手でしめつけながらのセリフ)
・・・おっかねぇ・・・
この剛腕のあねさんは、youngしかないのでBlitzのみ。
Intellectはふつうに4だが、初期ライフはBlitz内で最大の21。
(近々、初期ライフ22の新ヒーローが追加されるらしいが→Yoji)
その能力は、
Whenever an opponent draws a card during an action phase, create a Seismic Surge token for each card drawn this way.
At the start of your turn, if you control 3 or more Seismic Surge tokens, cards you own with crush gain dominate this turn.
相手のアクションフェーズでドローが発生するとSeismic Surgeトークンを生成。自分のターンの最初にSeismic Surgeトークンが3つ以上あれば、Crushつきの攻撃にdominateがつく。というもので、なかなかに強烈。
Seismic Surgeトークンがいっぱいでれば、手札をピッチしなくてもattack actionカードをプレイできたり、より重いけれども強烈なカードをプレイすることができる。さらに手札から防御をしっかりした上で、少ない手札からでも行動可能となる。Kano相手でも、ピッチしてArcane Barrierをいっぱい使ったうえで、Surgeトークンが残っているからだいじょうぶ、ということになるよう。
Guardianなので、装備品は豊富。ただ、Valda本人の能力からして、Earthlore Bountyという胸の装備品が重要。
自分がactionカードの効果でドローするとSeismic Surgeトークンがでる。
これと、Valdaのヒーロー能力が共存すれば、自分だけでなく対戦相手にもドローさせてしまうカードも有利に使えてしまう。
それが、This Round's on Meというカード。これもEverfest産。
ちなみにこのカードでは、Lexi、Oldhim、Briarと、プロモの吟遊詩人(Yorick)、そしてStonewall Confidence(Welcome to Rathe)のイラストにでてくるおじさん(店主?)が楽しそうに宴会している風景が描かれている。
いまのところ、Valdaさんにはspecializationカードが存在しない。ので、とりあえずThis Round's on Meをつかいこなしておくことに?
Valdaさんは、Ultimate Pit Fight用のヒーローとみられるむきもあるが、そんなことはないとして構築を検討した記事を参考。リストも載っている。が、解説したカードがリストにはいってなかったりする。それ以前に、いっぱいでるSeismic Surgeトークンをちゃんと整理しようとか、トークンがでるとき、つまり自分なり対戦相手なりにドローがあったときにちゃんとダブルチェックしようとか、カードの解説以外にも助かる内容だったりする。Seismic Surgeトークンに自分がなれる(muscle memoryになる)のにも時間がかかると記載されているが、対戦相手も(しょっちゅう出会うヒーローではなさそうだから)不慣れな場合は、ダブルチェックが大切と思った。
CLOSING TIME: AN EARLY VALDA DECK GUIDE
by Drew Cordell
11th February 2022
デッキリストには、Grandeur of Valahaiという、激レアカードが入っていて、ディスカッションでそのカードがない場合の代替案を記載してくれているが、ThumpはTales of Ariaのコモンだからよいとして、Heart of Fyendalも激レアカードじゃないの?とかつっこんでみたり。Grandeur of Valahaiよりは1諭吉くらい安いようだけど。