2回目移殖の結果(不妊治療の話)
2回目の移殖から1週間後の昨日、クリニックに判定を聞きに行った。
クリニックに着くと、受付を済ませて採血をしてもらう。血液検査でホルモン値が出たら診察室に呼ばれる。
10分ほど待って診察室に呼ばれた。
あいさつのあと一呼吸置いて、血液検査の結果を書いた紙をスッと出すとともに先生が判定結果を伝えてくれた。
「着床してますね」
ホッ
着床しているかどうかはhcgというホルモンの値で測るらしい。私の場合、基準値は超えているもののそこまで高い数値ではないらしく、年齢と照らし合わせてこの数値だと妊娠継続率65%ほどだということだった。
「でも確率50%超えてますからね」
と先生が言ってくれた。
今は妊娠4週目。
「5週目になると胎嚢が確認できるようになるので、次は来週の木曜日に来てください」
「はい、わかりました」
先生にお礼を言って診察室を後にする。
正直、妊娠判定ってもっと
「おめでとう!よかったね!」と言われるのかと思っていたけど、先生は思っていたより淡々としてた。いつも通りではあるけれど。
診察室の後は看護師さんのいる部屋に呼ばれ、今日から飲む薬の説明と来週以降の診察についての説明があった。
「もう妊婦さんなので、来週以降は妊婦検診になります」
妊婦検診は保険適用外なので自費負担になりますという説明だったのだけど、それ以上に引っかかる言葉があった。
妊婦さん。
そうか、私は今妊婦なんだ。
本当にそう呼ばれる日が来るとは。
実感がわかない。
今日無事に着床という結果を得られたけど、胎嚢の確認と心拍の確認ができるまではまだ油断できないそう。
この2つのヤマを超えるのが次の目標。
だけどこれを超えられるかどうかは卵次第なので、私には祈るしかできない。
たまごー!がんばれー!
「でもひとまず安心ですね」
よかったね、と微笑みかけてくれる看護師さんの温かさが嬉しい。
移殖から判定日までの1週間、長かったでしょ?と言われて全力でうなづいた。
だけど基礎体温が36.8度前後と高めの日が続いて、おりものも水っぽく、いつも以上に眠い日が続いていたので、いつもの生理前とは違うなと感じていた。
なのでそこまで不安はなくて、どちらかというと判定日が楽しみだった。
でも嬉しい結果で安心した。
診察が終わって夫に結果をLINEすると
「よく頑張ったね!ありがとう!」と返信が返ってきた。
「お互いに頑張ったよね^^」と返した。
そして帰宅した時にはLINEの返事以上に嬉しそうな顔をしていた。
「あなたの魔力が効いたのかもね」
「じゃあこれからも送り続けないと!」
ということで引き続き魔力を送られています。
たまごー!がんばれー!