不妊治療と仕事でクタクタの土曜朝
土曜日の朝10時。
今日は初めての人工受精の日。
20分前にクリニックの受付で夫の精液を渡した。
「精液の調整に30分以上かかります」ということだったので、外のカフェで待っているところ。
疲れた。すごく疲れた。
8時過ぎ、私はまだベッドの中にいた。
今週から私の部署に新しい人が異動してきて、私は彼女への業務引き継ぎを担当している。
人に仕事を教えながら自分の仕事をする。
社会人になって10年、私にとっては初めての経験だ。正直すごく大変。
朝から定時まで彼女につきっきりで仕事を教える。自分の残っている仕事は定時後に処理する。
残業を終えて帰宅すると21時過ぎ。
夫とご飯を食べると力尽きて寝てしまう、というのが今週の私だった。
ということで、今週の疲れが残っていて朝起きられなかったのだ。
でも9時半にクリニックに行って人工受精をする、というのは前もって夫に言っていた。
クリニックに行く前に、夫にも採精の協力をしてもらわないといけない。
8時半。
夫「ちょっと!クリニックいくんでしょ⁈」
5分でシャワーして家出れば9時半に間に合う、と言う。
私「むり!今から準備して9時半に間に合わせるとか無理!(泣)」
ピーピー言いながらメイクもせず電車に乗って都心部にあるクリニックに向かうことにした。体が重い。
結局9時半には間に合わなかったものの、少し遅れてクリニックに到着して、受付を済ませて今に至る。
カフェでアイスラテとマフィンを食べる。
朝ごはんも食べずに出てきたので腹ペコだった。
電車に乗りながら重い体のことを思った。
体の中が滞っている感じ。
たぶん長時間のデスクワークのせい。
ガチガチだ。
でもそれだけじゃない。
一気に重くなった仕事の負担もあるが、正直不妊治療に通うのもストレスになってきている。
フルタイムで働きながらの妊活。
仕事の合間にクリニックにいったり、薬やサプリを飲んだり、人工受精をするとなると仕事を休むことも考えないといけない。
事務職の私でもこんな感じなんだから、スケジュールの調整が難しい仕事をしてる女性はもっと大変だろうな。
仕事と通院のバランス考えながら動く日々。
働きながら妊活するって大変。
みんなすごいね。男性も女性も。
私は不妊治療に通いだしてまだ半年で、今タイミング法→人工受精のステップに上げたところ。
この半年で得た知識と経験と実感はこれから少しずつ書いていきたいと思います。