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経済産業省に質問を送りました~アマゾンジャパンが「製品安全対策優良企業表彰」の特別賞受賞?~

こんばんは。加藤です。noteでの投稿は久しぶりになり、ご無沙汰しております。

この間、アマゾンジャパンとの訴訟も粛々と進んでおり、係争中ということもあり、なかなか皆様にお伝えできることも少なくnoteへの投稿も滞っておりました。そんななか、以下のようなニュースを発見し、大変驚きました。私が被害にあった火災の製品については再三のお願いにもかかわらず、メーカーからもAmazonからもリコール・製品事故情報の公表がありません。このような中で、経済産業省様が賞を授与されることは適切なのか非常に疑問に感じています。

アマゾンジャパンが製品安全対策優良企業賞を受賞?

アマゾンジャパンが「製品安全対策優良企業表彰」の特別賞受賞

また、経済産業省 製品事故対策室の公式Twitterアカウントでは、11月24日付で以下のようなツイートが投稿されていました。

ちなみに、製品安全対策優良企業表彰とはどのようなものかというと以下のようなものだそうです。

製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)とは
企業や団体の製品安全に関する優れた取組を表彰する制度です。
何を審査するのか?
製品安全を確保するための体制を審査するとともに、特に優れた取り組みに重点を置いて評価します。
・社内の体制(仕組み・ルール)のもとで、実際に行われている取り組みを重要視します。
・製品自体の安全性を評価するものではありません。
・過去の製品事故やリコールなどの有無は問いません。事故やトラブルの経験を糧に、どのように取り組みを改善したか、どのように体制を整備しているかなどを確認します。

https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/

個人的には悪い冗談のようにしか思えません。
裁判を通じて、①商品に瑕疵がないかを確認する義務、②適正な事業者か審査を行う義務、③保険・保障制度を構築する義務、があることを訴えています。一方でAmazon側はそのような義務がないことを主張しています。

製品安全対策優良企業表彰では「事故やトラブルの経験を糧に、どのように取り組みを改善したか、どのように体制を整備しているかなどを確認します。」とのことですが果たしてどのように改善したのかAmazon様、経済産業省様には是非伺いたいものです。

「改善」というからには、過去の製品事故やリコールについては詳らかに漏れなく調査された上で、客観的に状況がよくなったと認められてということなのでしょう。私の火災の事例をどのように認識に、そのようなに改善を行ったのか是非詳しく知りたいところです。

経済産業省様に質問を送ります。

そこで、以下のような質問状を経済産業省商務情報政策局産業保安グループ製品安全課製品事故対策室様宛にお送りすることにいたしました。

経済産業省商務情報政策局産業保安グループ製品安全課製品事故対策室 御中

加藤尚徳と申します

本日は以下の件についてご質問を差し上げたくメールをいたします。

「令和3年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2021)の受賞企業・団体が決定しました」(https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/
を拝見しました。

本年度は、「ネットモール運営事業者部門」で「特別賞(審査委員会賞) : アマゾンジャパン合同会社」が授与されたとのことですが、こちらについて何点か教えていただけないでしょうか。

私は現在、以下のリンク先にまとめてありますような経緯でアマゾンジャパン合同会社様と裁判にて係争中です。
「Amazonとたたかいます。」(https://note.com/naonori_kato/n/n1d6560a396ea
このようななかで、今年度の受賞状況を拝見し、大変不思議に感じております。
といいますのも、私は裁判上、商品に瑕疵がないかを確認する義務、適正な事業者か審査を行う義務、保険・保障制度を構築する義務、があることを訴えています。一方でAmazon側はそのような義務がないことを主張しています。
他方で、製品安全対策優良企業表彰では「事故やトラブルの経験を糧に、どのように取り組みを改善したか、どのように体制を整備しているかなどを確認します。」とのことです。

そこで、以下の点について、何点かの事実確認をした上でお考えをうかがえないでしょうか。
①私(加藤尚徳)の事故(Amaoznで購入した製品が原因で火災が起こったこと)をご存じでしょうか。
②私以外にも、私と同様の事故が起こっていることをご存じでしょうか。
③受賞者(アマゾンジャパン合同会社様)が関連する上記の事故が一因となり「取引デジタルプラットフォームを利用する消費者の利益の保護に関する法律」(デジプラ法)が立法されたことはご存じでしょうか。
④①から③までのいずれかをご存じの場合、これらの事実があるにもなも、今回の賞の授与に至った経緯をご教示ください。
⑤①から③までのいずれかをご存じの場合、「事故やトラブルの経験を糧に、どのように取り組みを改善したか、どのように体制を整備しているかなどを確認」について、具体的にどのような改善や体制の整備がなされたと把握されているのかご教示ください。
⑥①から③のいずれもご存じなかった場合には、今回の受賞理由、特に「事故やトラブルの経験を糧に、どのように取り組みを改善したか、どのように体制を整備しているかなどを確認」についてご教示ください。
⑦①から③のいずれもご存じなかった場合には、その事実を把握された現在について、賞の授与が適当であったかどうかについてお考えをお聞かせください。
⑧現在において、私が被害にあった製品については再三のお願いにもかかわらず、メーカーからもAmazonからもリコール・製品事故情報の公表がありません。このような重要な情報が、2017年11月17日の事故以来、4年以上にもわたって公表されてないことに関してお考えをお聞かせください。

どうぞよろしくお願いいたします。

個人的な希望

どのようなお返事がいただけるのでしょうか。
このような受賞に関して、当局が事案に対して対応していただいけてない(消極的な姿勢)だけではなく、積極的に打ち消しを行おうとしているようにさえ、当事者の私には思えてしまいます。非常に残念ですし、こういったものを授与されるのであれば足下の懸念を払拭してからにしていただきたいです。もちろん、私の知らないところでしっかりと体制が整備されていたことが受賞理由ということであれば、このように騒ぎ立てましたことお詫び申し上げます。そして、そのような体制が本当に整備されているのであれば、アマゾンジャパンに対する私の考え方も変わるかもしれません。

本日は以上です。



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