『自立する』絶妙なバランス
『自立する』
というのは、絶妙なバランスで成り立っているのではないかと思います。
自立する!
と、力み、自分でやること、自分でこなすこと
にこだわること。
依存を恐れるがあまり、自立ということにこだわりすぎること
そうすると人に全く頼らず
自分で導き出すことにこだわり
こだわるがあまり、
当然それでは自分の中での答えしか導き出せず。
自分の経験からでの答えしか出せない。
だから、グルグルと同じところにまた辿り着き
行きたい場所にはいけません。
運良く辿り着けたとしても、とても時間も労力もかかってしまうでしょう。
だからといって
頼ったらいいんだ!
と安易に考え
人に答えを求めて
『それ!良さそう』
と何でもかんでも飛びつく。
そうすると、自分の中の答えとは程遠く
むしろそれは相手の答えであって
自分ではなくなります。
それは、もはや依存です。
自分でやることにこだわりすぎること
人に頼りすぎること
その中間の
絶妙なバランスで
『自立』
というのは成り立っているんじゃないかなと思います。
私が想う自立とは
常に、自分が主体で先頭きっているのは変わらない。
でも『自分で導き出す!』
と力むわけでもなく、こだわるわけでもない。
自分でやろうと思ってる。
でも、わからなかったら教えてください。
出来るだけ自分でやりたいから、もし手伝ってくれるのなら手伝ってくれたら嬉しいな。
そんなスタンス。
そんな風に、ちゃんと弱さを認めれて
自分のできないとできるがわかっている。
その上で、どこまで人の手助けが必要か
どこらかはいらないか。
がきちんとわかっている。
そんな前提があるわけで
だから、自立する
とは、自分が何者か?
どういう人間か?を日々探求していくことが必要になるとも思っています。
自分が主体で動いて導き出そうとするから
それは自分のことだとわかってる
その上で、人の手助けが必要。
手伝ってください。
そんなスタンスで生きていたら
その方にも自然と感謝がうまれます。
私のやるべきことを手伝ってくれてありがとう。
そんな気持ちが自然と出てくると思うんです。
そんな気持ちでいると、
また今度、そうやって自分が困っていた時、助けてくれた人のように、自分自身も
人の役に立つ存在であろう!
そう思えるのではないでしょうか?
常に自分主体の人生で
それを手助けしてくれる周りの人
その、ありがたさが感謝をうみ
その、ありがたい気持ちを持つことで
人にも手助けしたいと思える。
そうやって育まれる関係性が
自立した世界を創り
感謝で溢れた世界を創っていくんだと思います。