【nephew バータイム スタート】
皆様、ごきげんよう。安部直柔(アベ ナオナリ)です。 現在ロンドンでバーテンダーをしています。 バーテンダーを始めたきっかけは、『海外で暮らし、仕事をして、自分の知らない国でチャレンジしてみたい』という思いからスタートしました。
ここではそんな私のロンドン挑戦への記録や自身のことなどを発信をする媒体として、noteへの投稿を始めました。
英語は未熟ですがロンドンの生活にも慣れ、noteへ投稿する気持ちの余裕もでてきたので、週1〜2のペースを継続できればかなと思います。下手な英文も登場するかもなので、乞うご期待 :)
今回は『nephew バータイム スタート』について
2021年4月21日にオープンしたnephewですが、すぐに緊急事態宣言となり、バータイムは時短営業、尚且つアルコール類の提供不可
そうです。出だしから躓いたのです。笑
詳しくは前回の投稿を参照ください。
そして時は流れ、6月2日ついにバータイムの再開
1ヶ月だけでしたが、いやーーあ、長かった
無事に再開できた時は本当に嬉しかったな
ちょっと懐かしいですね
1-思わぬ結果
結果から言うと(つまり売上なんですが)
いきなり6月に5月の売上の2倍を出すことができました。売上比率でいうとカフェ / バー ともに50% / 50%
9月までこの比率はほぼ変わりませんでした。
バーが再開した6月は、実質グランドオープンみたいなものだったので、売上が倍になったのはめちゃくちゃ嬉しかったです。
ありがたいことに週末は2回転半くらいの来店があり、嬉しい悲鳴がでした。
2-再開してすぐでも来店が多かったの要因
❶カフェでの認知度が高くなっていた
これはインスタグラムの影響で、フォロワーが日々増えづつけてました。nephewのインスタアカウントはバーもカフェも統一されてるので、カフェが牽引してくれた形でインスタ経由での来店が多かった印象
これは今でも変わってないようです。
❷周辺の店舗が時短営業を継続していた
周辺の店舗がほとんど時短営業だったので、2件目利用での来店が多かった記憶です。
その当時、時折『開けてくれてて、ありがとう』とお客様から良く言われました。笑
❸姉妹店LOOBY経由での来店
姉妹店としてオープンしたのでLOBBYの常連様が定期的に来てくれて、良い循環になってました。
池尻と代々木公園なので客層が被ることはないんですが、これは系列店の強みです。
❹周辺住民の層
住まないと分からないと思うんですが代々木公園・八幡エリアは高所得な世帯が多く、家族世帯、単身世帯の割合も半々くらい(違ってたら、すみません)
そんな方々のコミュニティ力は想像以上で、新しいお店ができたら視察がてらに必ず行くそうです。
そしてお店が良ければ、その人の紹介で来店、そんな構図もありました。
私自身も近隣の常連様と仲良くできていたので凄く営業しやすい立地環境でした。
3-代々木公園・八幡エリアのポテンシャル
会社や社員に縁もゆかりもないエリアに出店して順調な滑りだしができたかと言うと、このエリアがカフェにもバーにも良い立地だったからだと考えてます。
カフェの視点から見ると、周辺にカフェやオシャレなレストランが多く点在しており、すでにカフェ巡りやスイーツ巡りのスポットでした
それがさらにインスタグラムでバズり、想定以上の来客数へと繋がった
バーの視点から見ると、周辺にバーが数件しかなかった、そして被るスタイルのバーも無かった。
良いレストランが多くあるのに、良いバーが無い不毛なエリアでした。
数件あるバーは酒場的な要素が強く、創作的なカクテルは皆無
当然、内装に拘ってるバーもないので、近隣のお客様からnephewは支持を受けたんだと思ってます。近隣に美味しいお酒を飲みたい人達が住んでいたのも重なりました。
やはり、既存概念から脱皮したカッコイイ空間のバー、創作性のあるカクテルはしっかりと地域に根付く
7月もカフェ / バー共に前月より売上を伸ばし、順調な滑り出しをキープ
が8月に思わぬ事態が
次回は『nephew 8月 ○○は突然に』
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