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【バーテンダーがゆく、サン・セバスティアン旅行(2回目): 2024年1月】

皆様、ごきげんよう。バーテンダーの安部直柔(アベ ナオナリ)です。現在はメルボルンでバーテンダーをしています。
2023年12月末までロンドンで約2年間バーテンダーをしていました。その間に、ヨーロッパへ旅行に行くこともあり、からその旅先で出会ったオススメの場所、レストランやバーなどをいくつか紹介していこうと思います。

前回の投稿で『バーテンダーがゆく、バレンシア旅行(2回目): 2023年11月』について綴ったので是非そちらも読んでみてください。


今回は『バーテンダーがゆく、サン・セバスティアン旅行(2回目): 2024年1月』

約2年間ロンドンに住んでいましたが2024年の1月、ついにYMSビザ(イギリスのワーホリ・ビザ)の期限が終了。
そこで最後の思い出作りに友人達とサン・セバスティアンを訪れることに。
2回目となるので、前回行けなかったところを中心に回って来ました。

初めて、サン・セバスティアンに行った時の投稿も載せておくので、よければ参考までにご覧ください。

Ganbara

ここは前回訪れた時に臨時休業で行けなかったタパス&バー。スペインの小規模なタパス&バーは家族経営でやっていることが多く、そのエリアのオフシーズンに店を閉めて長期休暇を取っていることがよくある。しかも休暇のタイミングはお店によって違うので要注意。
今回は前回と訪れた月が違ったので、無事に食事をすることができた。
ここの推しはきのこ料理とカニのタルト。

きのこのソテー 卵黄添え

いろいろ食べたが写真を撮り忘れてました。
Ganbaraで私が凄く惹かれたのは、バーにその時期に採れた色んな食材を並べていて、それを選んで料理をしてくれる。調理方法はシェフ達のオススメに従うのが最適解だと思う。
人気店だが、回転率が良いので是非訪れて欲しい1軒です。

La Txuleteria

サン・セバスティアンのあるバスク地方は、最上級の熟成ステーキを味わえる場所でもある。高級レストランでも庶民のタパス&バーでも競うように『おらの熟成ステーキ』を売りにしている。
ここは飲食店が密集している旧市街から歩いて10分ほど場所にある、タパス&バー。友人がGoogle Mapで見つけてくれて、訪れることができた。
席に着き、店主のお父さんが登場。メニューを簡単に説明してくれた後に、『どのくらいお腹減ってる?何食べたい?』と聞いてくれて、返答した後に『じゃあこれと、これと、これをこのくらいの量が良いよ。俺に任せて』と初めて訪れた私達に提案してくれた。
私が大好きな接客スタイルだ。

顧客の要望に合わせてお店側の推しを伝えつつ折り合いをつけて、顧客満足度を高められる素晴らしい流れだ。値段はボードに書いてあるので、想定と乖離することもないので安心できる。

熱々ステーキ登場

是非、バスク地方の『おらが街のステーキ』を食べてみて欲しい。

Intxaurrondo Sagardotegia

兼ねてから行ってみたかった、シードラ・ハウス。バスク地方はリンゴの醸造酒である「シードラ = シードル」の生産地としても有名で、街の中や道沿い、山の中にまで、樽から直で飲めるシードル・バーやレストランがある。

今回私が伺ったこちらは、街からバスで10分くらいの位置にあり、大衆レストランのような雰囲気だった。

シードルを頼んだら、グラスを渡され後は数種類の樽から好みのものを注いで飲んでくださいなシステム。料金は確か€5~6- くらいだったはず....驚いたのがその金額で飲み放題システム。しかも無制限。

当の本人、ご満悦です

もちろんお店によってシステムは違うかもしれないが、ここのレストランはそうだった。
余談だが多分ここの店は直樽じゃなくて、おそらく裏側はステンレス・タンクからか、チューブから経由されてるかだと思う。そもそも論で蛇口の位置が高い、けどそんなことは気にしないほうが賢明だ。

そして、このドヤ顔

まさに地元の酒文化を楽しめる瞬間だった、私の旅の醍醐味である。

La Viña

前回の旅で何回もお世話になったお馴染みのこちら。バスク・チーズケーキ発祥の店として有名だ。
朝から夜まで営業してる本当に助かるタパス&バーである。今回も幾度となく、朝夜を問わず休憩所のように訪れた。
ここのバスク・チーズケーキをつぎに食べられるのはいつだろうか。またいつか帰って来たい場所になった。

これが元祖バスク・チーズケーキ

あとがき

美食の街として有名なサン・セバスティアンだが、街にはビーチがあり、中心地にはオシャレなショップもたくさんある。さらには男子サッカー日本代表の久保 建英 選手が所属しているレアル・ソシエダの地元でもあったりと食以外の面でも楽しめる街なので、きっと訪れたら気にいると思う。

夜の旧市街地
良い店を探せの写真
ここはメイドinサン・セバスティアンのアパレル・ショップ


名残惜しいがヨーロッパの旅はここで一旦終了。私は次の移住先、メルボルンへ向けて旅立ちました、その間に寄った旅先のことを次回ご紹介します。

では次回まで!アディオス!

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