【nephew カフェ大躍進 】
皆様、ごきげんよう。安部直柔(アベ ナオナリ)です。 現在ロンドンでバーテンダーをしています。 バーテンダーを始めたきっかけは、『海外で暮らし、仕事をして、自分の知らない国でチャレンジしてみたい』という思いからスタートしました。 ここではそんな私のロンドン挑戦への記録や自身のことなどを発信をする媒体として、noteへの投稿を始めました。
今回は『nephew カフェ大躍進 』
そう、文字通りnephewはカフェとしての認知度が圧倒的に高い
オープンから、1年半ほど経つ現在までもその人気を衰えておらず、バー営業に未成年者が来るほど(年齢確認を徹底しているとのこと)
もちろん、バータイムは未成年者の入店をお断りしている。
そんなカフェの大躍進を間近で見ていたバーマネージャーの私の視点で綴ろう。
1-カフェタイム 驚異の数字
当初、計画時に掲げていた売上目標の比率でいうと、カフェ25% / バー75%
だが通常営業をスタートした6月から私が退社する12月までの平均売上の比率を見ると、カフェ55% / バー45% 比率を縮められるどころか、逆転されるという、まさかの結果
もう『あっぱれ』としか言いようがない。笑
ちなみにバーの営業が落ちたとかではなく、カフェタイムの売上が凄すぎるのだ。
月売上 ー 月経費 = 月利益
実際にお店を管理したことがある人なら分かると思うが、利益損益の分岐点の必要売上が計算すると予測できる(要するに黒字の為に必要な最低売上目標である)
驚異的なんだが6月-12月のカフェの平均売上だけで、その最低売上目標を超えてしまっていた。笑
素晴らしい誤算である。
なのでバータイムら日々の営業で利益を伸ばしていたのだ。
ちなみにバーも当初の平均売上目標を平均120%で達成している。個人的には検討している数字だと思っている。
2-nephew カフェタイムの強み
そもそもなんでこの結果ができたかというと、nephewのカフェタイムは『焼き菓子がメイン』なのだ。
一般的なカフェだとドリンク類が主で、菓子類などは付属的な立ち位置
nephewそこが逆でになっているので、来店客の目当てが焼き菓子にあるので必然的に『お菓子とドリンク類』のセットで注文が主だ。
ここが他のカフェと違う。
そうなると売上の単価が1000円代になる、さらにアイスのトッピングなどをすると単価が伸びる。
カフェタイムは来店客が日平均100名を超えてくる、、、、、
たまに週末、エスプレッソマシンがオーバーヒートすることもあった(当初の想定杯数を踏まえて購入したマシンだったのでキャパを超えたのだ)
来客数はよくても、コーヒーメインなら単価が半分ほどになるので、、、、、
ゴ、ゴクリ。一般的なカフェはビジネスモデルとして売上を立てるのが大変だと想像がつく
私はカフェのみの形態で働いたことがないので、分からないが知っている人がいたら教えてほしい。
3-スイーツという魔力
上述の通り、nephewのカフェは『焼き菓子』がメイン
これがインスタグラムでバズった1つの要素である。
もちろん空間がオシャレなのもあるが、美味しい焼き菓子を求めて来店されるお客様が多いのも事実
スイーツ男子という言葉が生まれたように、スイーツはもう男女問わず絶大な人気がある。
そんな火付けや役の商品を紹介しよう。
キャロット・ケーキ
名前の通りキャロットを使用したケーキで、味わいはほんのり残るキャロットの食感とシナモンとナツメグのほどよいスパイス感があり、表面にレモンクリームチーズがフロスティングされてあり食べた時の甘味と酸味とクリーミーな味わいのバランスが絶妙だ。
これを目当てにオープン当初から来店されてる方も多い。
チーズケーキ
満を辞して登場したチーズケーキ
言葉で説明するのはもうやめよう、数量限定ですぐに売り切れてしまうが是非食べに行ってみてください。
このチームケーキが登場するや否や、フード系インスタグラマーが投稿したことにより、チーズケーキガチ勢の来店が止まらなかった笑
ちなみにnephewは、インスタグラマーに依頼などしたことは1度もない。
昨今、そういったお店も増えてるようで時代の変化を感じている。
とにかく、スイーツには魔力がある。
今回は結果的なことを綴りましたが、次回はカフェチームの取組みについて書こうと思う。
安心してください。ちゃんとバーのことも後日書きますよ笑
次回『nephewカフェチーム 躍進の裏側』
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