【雑感】空手の強さは何のため?
守りか攻撃か?
小学生の息子と一緒に空手を始めて2年半ほどになる、アラフィフママです。遠い昔、中高時代は剣道部でしたが、2年半前に息子が始めた空手の送り迎えから、自分も空手にはまりました。
今日は全日本空手道選手権。テレビで決勝戦の生放送を見ながらのnoteです。先ほど組手の準決勝、女子型決勝が終わりました。見ている方も思わず息を殺してしまう、隙のない動き。目が離せませんでした。
さて、空手道という武道は、何を目指すのでしょう。と、そんなことを思いながら全日本の大会の生放送を見ています。
師範がおっしゃるには、空手は、守る、と。人を攻撃するのではなく、自分を守る、大切な人を守る。
それは組手も?見ている限りは攻撃している、攻める、と見えるやりとり。
でもこれは、守るための攻め?「攻撃は最大の防御なり」ということか・・。
モンスターの攻撃をどう受けるか・・・(涙)
ただいま、仕事でいわゆるモンスターにやられそうになっています。遠慮のない書き言葉の攻撃、これでもかというぐらい細かい指摘の連続に、さすがに心がやられかけています。先日、初めて心療内科にかかりました。(不適応障害の一歩手前のようで・・でも、職場の皆さんに守ってもらえているのと、帰ればかわいいわが子がいてくれるので、気分転換しつつ、静かにモンスターとの終戦を迎えたいと、時々少し距離を取りながら、向き合っています・・)
冷静に受け止めれば、指摘のうち、ある部分はごもっとも。そして、そういうこともあるよね、仕方ないね、という流し方ができず、すべて納得をしないと気がすまない、こういう性格の方なのだと(あまりお会いしたいタイプではないですが)思えるようにもなってきました。諸事情により簡単に撤退するわけにもいかず、そして、少し光が見えてきた気もしており、あと少し・・・。
ちょっとずつ落ち着いて振り返れるようにもなり、ここまで指摘してくれる人もいないかもとも思い(言われなくてもいいぐらいに細かいですが・・)、自分の甘さに向き合う機会ととらえようと、今はそう思えてきています。
武道の攻めは、隙を気づかせてくれるもの
仕事のモンスター対応と空手と、どう関係があるのか?と思われるかもしれませんが、自分の中では少しつながってきています。
やはり、空手は守る武道なのだと思います。そして、一見攻撃しているように見える練習は、”攻撃”ではなく、自分の隙を教えてくれる相手の動きなのだと今は思っています。一人でなんとなく形だけを真似た空手をしていては、自己満足で終わってしまう。それを、自分や大事な人を守るための強い空手ができるよう、隙に気づかせてくれる仲間の動き、一見攻撃と思える動きがある。だから、練習や試合が終わって、礼をするわけですよね、多分。
ありがとうございます、私の弱さを指摘してくれて。それが礼なのだと、そんなふうに思いました。
だからって、モンスターにも感謝できるところまでには至っていませんが、でも、あと少し・・。笑顔でプロジェクトが終わる日を迎えられるよう、自分と向き合わなければと思う今日この頃です。
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