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スターバックスであんバターサンドをふたつ買った
今朝ひとりで、普段あまり行かないStarbucksで、スターバックスラテをひとつと、あんバターサンドをふたつ買った。
ひとつは私の。もうひとつは夫へのお土産。
ドライブスルーの担当の店員さんは、とても気持ちの良い声の方だった。
あんバターサンドがディスプレイに写っていなかったので「あんバターサンドはありますか?」と尋ねた私に
「もちろんです」
と元気に答えてくれた。
注文を終え受け取りの窓口に進むと、元気な声の主は、私の想像以上に素敵な笑顔の持ち主だった。私この方と知り合いだったかしらと勘違いするほどに自然な笑顔で対応してくださり、商品を手渡した後、最後に満面の笑みでこう言った。
「Starbucksのあんバターサンド美味しいですよね!」
世の中の人間がみんなこんな風だったら、世界はもっと平和になるだろう。
「そうですね」と必死に笑顔を作って答えた自分の顔が引き攣っていなかっただろうか。私、ひとりでふたつ食べると思われたのではないだろうか。夫がこのあんバターサンドが大好きなんだということを伝えた方が良かっただろうか。
やりとりをしたほんの一瞬でこんな余分なことばかり考えた自分を少し恥ずかしく思いながら、今、朝から素敵な笑顔をくれた彼女の顔を思い出している。
幸せな朝だった。
家から少し遠いあのStarbucksに、また行こうと思う。