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養沢神社と七人の侍
久しぶりに、黒澤映画『七人の侍』を観ました。
温和沈着な者、戦略に長けた者、明るく柔軟な者、育ちの良いもの、練れた人格をもつ者、忠実である者、剣客である者など適材適所の配分は劇中も脚本も大変な熟練。
途中、戦列を離脱する者たちに対して「己れのことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ。仲間を守ってこそ自分を守れるのだ」と一喝する場面は、現代にも通じる連帯の必要性を表していました。
見どころは同士を集めて作戦をたてるまでと、百姓と浪人が衝突しながら結束を強めていくところ。
今年の年頭は映画のように、色々な仕事がひしめき采配をどうするか試される時。
元旦の今日は、菩提寺の正光寺、沖倉製材所のルーツである養沢神社、氏神様である正一岩走神社に参拝。養沢神社の狛龍は、先代の奉納したものです。
七人の侍さながら、それぞれの役割をしっかり見極めることを深く考えた時間となりました。