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カレー×ジビエは、最強 @北海道
那珂です。
今日はカレーの話。
北海道に住んでいると、本当にいろいろな「ご当地カレー」を食することが
できます。
ある意味
北海道=「カレー王国」
なのではないかと思っていますが。
今では全国区の人気になった「スープカレー」をはじめ、
カレーで町おこしをしている自治体もあります。
カレーの具材を町内のあちこちから調達し、カレーを調理して、
食べてゴールとなる、カレーマラソンをしているところもあります。
楽しそうなので、リンクを載せておきますね
で、私が書きたいのはこれじゃなくて。
「熊のカレー」と「鹿のカレー」が、最高においしかった話。です。
以前、知り合いでハンターをしている方から、熊と鹿の肉を分けていただきました。
まずは、熊肉から。
熊肉は臭い!という先入観があったのですが
「カレーにしたら、大丈夫でしょう」と思い、やってみることに。
下処理は、牛すじ肉のカレーと同じように
かなりの油抜きをしました。
煮込みの時間も、牛すじ同様で、香味野菜を多めにしてみました。
カレーは、スパイスの効いた強めの味が良さそうだったので、
辛口に。
できあがりは、思っていたよりも臭みがなく、
肉もやわらかくなりました。
ビーフカレーに近いですが、それとも違う
ワイルドで深い味わいを楽しむことができました。
鹿肉は、最近スーパーでも手に入るようになりましたが、
熊打ハンターの知人から分けていただいた鹿肉で
再度カレーを作ってみました。
よく、生ラム肉を使ったカレーを作っていたのですが、
作り方はそれと同じようにしました。
熊よりも下準備は簡単ですが、フライパンで一度焼き目をつけ、赤ワインをいれたものを煮込むようにしました。
これもまた美味。
どちらも赤身のおいしさと野性的な風味がなんとも言えず。
どちらかというと、脂身のおいしさよりも、鉄っぽいというか、赤身肉そのもの!的な味わいになります。
ジンギスカンラム肉の匂いが苦手・・・という方にはおすすめできませんが、赤身のお肉が好き!とか、野性味のある味が好き!という方には本当におすすめです。
できれば、自分で狩ったジビエを自分で食べるなんてことも
やってみたいなあと思ったりもする。
害獣として駆除されてしまう鹿や動物を、おいしく食べられる機会があればいいのになと思います。
フランス料理では「ジビエ料理」が普通にありますが、
北海道ならではの料理として、もっと広まってくれたらいいのに。
ジビエを流通にのせるのは、実はとても難しいことらしいのですが、
(下処理や鮮度の問題など)ニュージーランドが鹿肉を輸出していたように、北海道のジビエがもっと消費されて、有名になってくれないかなと思っています。
ジビエ×カレー は最強の組み合わせ。
ぜひ、北海道で鹿肉やジビエ肉を見つけたら お試しあれ!!
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