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【ローカル】地方なのに首都圏までファンのいるちょっと変わった花屋さん #オブラート

「花屋さん」「フラワーショップ」と聞くと、何か特別な機会に利用するお店のイメージがありませんか?

暮らしの中にお花があるのは理想的ではありますが、現実問題としてお花屋さんは「敷居が高い」「お花自体が高価だ」というイメージがあります。
確かに、お花を買う機会というのは、普段であれば年に数回という人がほとんどではないでしょうか。

私自身も、この花屋さんを知る前は「花を買うこと」のハードルがけっこう高かったなと思います。
かなり個性的なオーナーが展開しているこの花屋さん。
テレビの全国放送で紹介されたこともあり、熱烈なファンが多いことでも有名です。
どんなところがユニークなのか、これからご紹介しようと思います。

1 建築を生業とするオットさんが探してきた、ちょっと怪しげな花屋さん

先代犬のレラさん(フラッティー ♀)を連れて、市内くまなく散歩することが趣味だったオットさんが、緑に囲まれたアヤシイ建物を写真に取ってきたのは、かれこれ4年ほど前。

「あのさ、ここ、何屋さんなんだろう・・・夜なのに、けっこう電気付いてるんだけど、食べ物屋でもなさそうだし。」


1号店(普段オーナーがいる方)

ほう。一見して、何屋さんだかよくわかりませんね….。

ある日、勇気を出して行ってみた。

にしやまさんという若いオーナーが、自分で造った花屋さん。
品揃えも、アレンジも、何もかもが、「個性的で、ズッキューン!!」これまで見たこともない花屋さんだったわけですよ。

いろいろと変わった経歴をお持ちのオーナーは、
花屋さんの常識を「ぶっこわす!!」という熱量ガンガンの経営者でもありました。

そのユニークな哲学と人柄で、ファンを着実に増やしていき、
SNSを駆使したPRも功を奏し、1号店は多忙を極めていきました。

コロナ禍が世の中を襲った頃、
対面での商売が難しくなってしまい、にしやま氏は考えました。

隣の空き店舗を、「無人花屋」にしてみたらどうだろう?

ナイスアイディア!!
でも、どうやって?


そう思っていたら、あれよあれよ、どんどんシステムを作り、店を自分で改装し、これまで見たこともない無人花屋をつくってしまったのです。


右が、無人花屋 オブラートラボラトリー。通称オブラボ


2 「無人花屋 オブラボ」で、好きなときに好きなだけ、花が買える幸せ。


無人販売というと、「田舎の農産物売っている直売所」のイメージが真っ先に浮かぶと思います。
わたしも、「無人花屋」と聞いて、そんなイメージを持ちましたが、オブラートの無人花屋さんは、かなり違っています。

ただ、花があって、料金を入れる箱があって。
基本的にはそうなのですが、それだけではない工夫があちこちにあるのです。


1号店の隣にある無人店


この日は、母の日でしたから。
アレンジも、こんな感じで売ってます
花売り場の横には、みんな大好き「あおくん」が。
お客様記録のカメラと、看板娘?も兼ねてます



お支払いとラッピング場所です。


こういうおしゃれなラッピングもセルフでできます。


母の日に、あえてのバラ。こういう買い方もできるよ


朝7時〜夜10時まで、基本年中無休です。
お支払いは、現金、ペイペイが基本です。お釣りは出ませんので、きっちりお金を準備してくださいね。

備え付けの用紙に、購入したお花、値段、合計金額を書いて、お金と一緒にポストへ入れます。
わたしは、面倒なのでペイペイで支払いをするようにしています。

トラブルがないわけではないそうですが、お互いに気持ちよく商いができるように利用者側もマナーを守って利用したいですよね。


3 SNSををチェックすると、おすすめの花材やアレンジメントも知れる!


にしやま氏は、こまめにインスタグラムを更新しています。アレンジをつくるときのインスタライブ、店舗の大型アレンジメントなどを紹介してくれています。

スイートでかわいらしいだけではない、花自体の持つワイルドな魅力や、苦味やパンチの効いたおしゃれなアレンジも得意。

にしやま氏が選んだ花は、鮮度や持ちが違います。
購入したお花に関して、質問などがあれば答えてもらえることも。

大都市圏でなければ、おしゃれなフラワーアレンジメントが手に入らない!と思わないで。
なんと、地方発送も対応してくれます!

「ひとり花屋」にこだわって、
一つ一つ納得のいく仕事をしているにしやま氏。

お客様の「?」を、ユニークなアイディアと行動力で「!」にしていく、
にしやま流、オブラート流の花屋道を、
これからも陰ながら、応援していきたいと思うのであります。


#函館  花屋
#オブラート
#無人花屋
#オブラボ

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那珂(なか)
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