キティー、ミッフィー、時々ムスティー
こんにちは ナカちゃんです
今日は2回めのワクチン接種日。午前中はお休みです。
朝の番組で、「サンリオ60周年」のコーナーをたまたま目にしました。
そういえば、最近、テレビCMで、キティーちゃんグッズのコレクション本を見かけるようになりました。
ちらっと写ったアルミお弁当箱に 見覚えが。
結構最近まで、これ、うちにありましたよ。
ワタシが幼稚園時代に使っていたものなので、かれこれ40年前のもの。
きっと、どっかにあるはずなんだが。
高校生の娘も、「これ、見たよ。あったはず。」って言っていたし。
結構、小学生の頃に買ったキティーちゃんのクリップとか、職場で
今だに使っていたりします。
この年になっても、持っていてあまり恥ずかしくないって、すごい。
40年前に買ったものが、ここまで捨てずにあるということが奇跡的なのかもしれません。
サンリオキャラクターの中で、長年持っているものはキティーちゃんという方は多いと思いますが、自分の子供が小さいときに買ったミッフィーのものも、今だに持っていたりもします。
何となく、ミッフィーも捨てられない。
まあ、家にあってもいいかな、と思ってしまうのです。
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つらつらとこんなことを考えていたら、
ワタシが幼稚園のときに、なぜか親が買ってきた絵本のことを思い出しました。
ミッフィーは、うさこちゃん。
ミッフィー大好きだったワタシは、こっちが欲しかった。
オランダのディック・ブルーナさんがかいた、福音館書店から出ている絵本シリーズですね。
図書館でいつも借りてきていたのは、紛れもなくこちらでした。
でも、何を思ったのか、ワタシの誕生日に、父親が買ってきたのは、
こっちでした。
似て非なるものとは、まさにこのこと。
母は、いつもサンリオショップに連れて行ってくれて、ハローキティーのグッズを買ってくれました。
そこでもらう、いちご新聞やおまけは捨てられずにしばらく大事にとってあったっけ。
でも、父親は、サンリオショップに一緒に行くことはありませんでした。
母からの情報や、持っているもので、キティーちゃんが好き=猫が好きなんだ、と判断した様子。
で、娘はいつも、こんな画風の絵本を読んでいる。たぶん、この本なんだろう。
という早合点の結果、小学館から出ているこの絵本を全巻購入してしまったらしいのです。
ムスティーは、フランスとベルギーのアニメスタジオで作られたお話らしいです。
Eテレでも、アニメをやっていた時期があるので、ご覧になった方も多いかもしれません。
ムスティーは、確かに、猫です。でも、男の子です。
そして、絵柄は、ミッフィーのような、そうでないような。
「え、ムスティーって、女の子じゃないの?
キティーちゃんじゃないの?」
子供心に、モヤモヤとした思いで 読んでいた記憶があります。
今思うと、ちょっと、説教臭い話が多かったかもね。
「ワタシが欲しかったのは、これじゃない!」って、
子ども心に言えなかったのよ・・・・・・
父親は、けっこうこういうことをやらかす人で、
サンタさんに頼んでもいないのに、突然「サザエさん」のマンガ本を買って枕元に置いたり、(頼んだものがなくて、その朝、泣きました)
ワタシが「食べれない・・・」と常々言っていたバタークリームのケーキをクリスマスに買ってきたりと、
様々な「勘違い」を積み重ねてきました。
まあ、父親って、こんなもんなんでしょうかねー
ムスティーの本は、絶版になってしまい、復刊版が一度出ています。
そちらが、中古で手に入るようです。
うさこちゃんシリーズは、ブルーナお父さんが亡くなった後も、人気は衰えず、コンスタントに出版され続けています。
「キティーちゃん」「うさこちゃん」が、こんなにも長く愛されているのは、
デザイン的にもとても優れていることと、万国共通の「かわいさ」が、
多くの人を惹きつけているからなのでしょう。
サンリオ60周年で、ふと思い出した絵本の記憶。
可笑しいような、哀しいような、なんともいえない懐かしい記憶を
呼び起こされたお彼岸の朝でした。