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【ローカル】函館市街地から、20分以内で行けるキャンプ場 #すずらんヶ丘キャンプ場

久々、インタビューローカル記事です。

いよいよ夏休み。

山に行く?海に行く?
そろそろそんな話題が、家族や友人の間で出てくる頃になりました。

キャンプ場というと、
「山の中で、行くまでに結構時間がかかる。」とか、
「子どもが小さいから、何かあると心配。」とか、
色々と考えてしまって、結局、行けない。
という人も多いのではないでしょうか。

北海道は、それに加えて
「キャンプ場に、クマが出る。」
本当に洒落にならないくらい、頻繁にヒグマが出ます。

本格的な山奥にあるキャンプ場なら、
「クマが出て危険!」ということで、閉鎖になっているところもあるとか。

でもですね、
やっぱり、キャンプ、行きたいじゃないですか。
「グランピング」も流行しましたが、
そんなラグジュアリーさは求めていないのです。

女一人でも、子連れでも
安心してキャンプができるところがあったらなあと思っていました。

そんな時、
「自分でキャンプ場を作って、オープンさせた所があるよ!」という記事を
地元紙で目にしました。
聞いたことはあるけれど、行ったことがない町名って、地元でも結構あるんです。
住所を聞いただけでは、わからん。。。。。
で、
そのキャンプ場の場所をググってみると、
街中から20分かからないで着く場所にあるではないですか!!

それならば、と 実際取材に行ってみました。

函館新道の日吉インターから、舗装された道を登っていきます。
工業団地があるのですが、その手前にこじんまりとしたキャンプ場が見えてきました。

入り口にある大きな看板


管理棟は、正面の黄色い三角屋根の建物です。

正面から入ってすぐ、目の前です

「こんにちは。地元でウェブライターをしております那珂です。
お話を伺ってもよろしいですか?」

管理人さんの小林さんは、どうぞどうぞ、と迎えてくださいました。

管理人オーナーの小林さん


ー このキャンプ場は、オープンして間もないですが、どんな経緯で作られたのですか?

「もともと私有地だったところを、私が3年がかりでコツコツと作った手作りのキャンプ場です。6月15日にプレオープンをしまして、嬉しいことに、全国からお客様が訪れてくれています。」

ー利用料もリーズナブルですね。

「7月31日までは、プレオープン価格ということで、やらせてもらっています。
オートサイトは、電源使用可能が5台、電源なしが、14台利用できます。
フリーサイトは、30組くらいは余裕でテントが張れると思います。
オートサイトは、4000円、デイキャンプは2500円です。
フリーサイトは、3000円、デイキャンプは2000円です。」

「8月からは、料金体系が変わります。近々、皆さんにお伝えする予定です。
お電話くだされば、8月以降の料金などもご案内できますよ。」

利用案内です 詳しくは、X(Twitter)でご確認を!


ードッグランもあるのですね。

「小さいですが、ドッグランも併設しています。キャンプ場を利用される方のワンちゃんは無料です。ドッグランのみの利用は、1時間300円、大型犬は小型・中型犬と一緒に入場できないので、大型犬の貸切の場合は、1時間600円です。」

遠くからでも、はっきり見えます。カワイイフォント。
結構な広さがありますが、犬を遊ばせるときは、事前にご連絡を。

ー利用する時は、予約が必要でしょうか?

「そうですね。事前に、お電話をお願いします。X(SNS)もあるのですが、そちらからのDMではなく、お電話での受付のみお受けしています。
 公営ではないキャンプサイトですので、利用される方の把握をしたいと考えています。できるだけ事前にお電話いただきたいのですが、直接訪問される場合は、空きがあれば、ご案内いたしますよ!」

ーこのキャンプ場の立地が、女性やファミリーキャンパーにぴったりですね。

「私がここにキャンプ場を作ろうと思ったのは、そこなんです。
キャンプ場から5分も車で走れば、温泉(銭湯)もあるし、コンビニも、スーパーもあるでしょ?道路一本向こう側には、立派なパークゴルフ場もある。
 ここが、キャンプ場なら、街の人が、気兼ねなく、気軽にキャンプできるだろうなと思ったの。」

ー子ども連れでキャンプに行くって、結構大変なんですよね・・・

「子どもたちに、こういうところで、のびのび遊んでほしいってのもあるね。」

ー本格的なキャンプ場だと、海や川があって、親の目が行き届かないこともありますしね。

「そうそう。ここだと、目が届く広さだし、何かあっても、すぐに街に降りることができるから、安心だよ。」

ー今後、どんなキャンプ場にしていきたいと?

「用具のレンタルなんかも考えているんだけれど、まずは、小さく。みんなの要望があれば、色々工夫していきたいね。」

「広い芝生で、音楽のイベントなんかができたらいいね。フリーマーケットとか。
オートキャンプのエリアに、屋台というか、そんなのもあったらいいな。」

ーキッチンカーとか、最高ですね。

「それそれ。キャンプだけではなくて、野外のちょっとしたイベントとかにも、活用して欲しいと思っています。若い人がね、色々考えてくれると、こっちも嬉しいよ。」

ー今度は、キャンプの準備もして、また来ますね。ありがとうございました。

フリーキャンプサイト。奥にあるのが、オートキャンプサイト。
炊事場も、とてもきれいです
駐車場から炊事場をみると、こんな感じ。
駐車所横に、トイレもあります

インタビューを終えて、私自身もほっこりとした気持ちになりました。

「キャンプって、いいなあ・・・」

ご家族みんなで協力して作りあげたキャンプ場。
ブームとして終わらせるのではなく、「身近なキャンプ場」を末長く続けてもらうために、キャンパーとして、何ができるのか。
小林オーナーの温かく飾らない人柄に触れ、すっかりファンになってしまった私。
また来たくなる、あったかい場所なんだな、これが。

函館市郊外に、新しく誕生した小さなキャンプ場。

「アウトドアをより身近に。」

そんな熱い願いオーナーの願いから作られたこの場所が
これからどんなキャンプ場に成長していくのか、
私もとてもワクワクしています。

ちょうど、函館山の反対側。裏夜景も見えるかも?


詳しくは、すずらんヶ丘キャンプ場 公式X(Twitter)を見てね

https://twitter.com/6uLlM3rlsp5420


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那珂(なか)
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