上場来高値更新なるか?「神戸物産」の投資タイミングについて
『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。
今回取り上げる銘柄は証券コード【3038】神戸物産です。
家庭の味方「業務スーパー」を展開している企業です。
お財布に優しい&ボリューム満点の商品が多いのが魅力ですよね。
そこで今回は【3038】神戸物産の事業内容や現在の指標面、狙うとしたらどのタイミングか?、といった私個人の見解を交えながらお届けしてまいります。
ご自身の投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。
それでは本題に参ります。
目次
事業内容&業績
事業内容
業績
株価&各指標面
株主優待
投資戦略
まとめ
事業内容&業績
事業内容
「業務スーパー」のFC展開に注力していて、外食・中食事業やエコ再生エネルギー事業なども手掛けています。
国内に食品加工工場を25拠点所有し、世界にも350を超える協力工場があり、「世界の本物を直輸入」をコンセプトに、世界各国から仕入れた本場の商品を提供しています。
業績
業績としては、年々増収&増益。
今年度も売り上げ&利益共に過去最高見通しとなっています。
四半期決算も売り上げは好調。
しかし利益の面で苦戦しているようです。
経常利益進捗率は66.6%。第3四半期が終わってこの結果なので、前述した過去最高売り上げ&利益の達成は(今のところ)厳しいのではないか、と思います。
有利子負債倍率(利息のつく借金をどれくらい持っているのか?)0.30倍。
自己資本比率は54.7%。財務的に問題のない水準です。
2023年期の販管費(販売費及び一般管理費)は、約220
億円。月ベースで換算すると約18億円の固定費がかかっています。
直近の第3四半期決算時点で、1年以内に返済しなければいけない負債(買掛金や未払金、借入金など)は約525億円あり、同じく第3四半期時点で現預金を約976億円持っています。
仮に売り上げが0になる事態に陥った場合、固定費のみの支払いだけに限定すれば約54ヶ月(4〜5年)持つ計算です。
業種によって違いはありますが、大体固定費の3〜6ヶ月分現金を持っていれば優良企業と判断されます。
なので手元のキャッシュは十分すぎるほど余裕がある企業です。
株価&各指標面
株価は記事作成時点で4,433円。
9月20日に上場来高値である4,660円を突破し、4,715円を付けました。その後は一旦下落しています。
PERは45.6倍、PBRは7.99倍と、結構割高な位置にいます。
配当利回りは0.52%。
コロナ禍以降、株主還元に力を入れており、「事業拡大のための資金を確保しつつ、経営成績に応じ た利益配分を行うことを基本方針」に掲げています。
直近では1株あたり配当金は22円でした。
株主優待
優待の内容としては、JCB ギフトカードとなっております。
100株以上【3年未満保有】
1,000円相当
【3年以上保有】
3,000円相当
1,000株以上【3年未満保有】
10,000円相当
【3年以上保有】
15,000円相当
2,000株以上【3年未満保有】
15,000円相当
【3年以上保有】
20,000円相当
※贈呈時期は翌年1月末頃となっています。(受け取れるのは少し後になります。)
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