見出し画像

【最悪期から大復活!】「SOMPOホールディングス」の投資タイミングは?

『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。

今回取り上げる銘柄は証券コード【8630】SOMPOホールディングスです。

食料品や生活必需品、通信業といったディフェンシブ銘柄に分類される保険業を扱う企業。
ディフェンシブ企業には高配当な銘柄も多く存在します。
今回はその中でも安定感抜群の保険業界から、3強の一角を紹介します。

【8630】SOMPOホールディングスの事業内容や現在の指標面、狙うとしたらどのタイミングか?、といった私個人の見解を交えながらお届けしてまいります。

ご自身の投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。

それでは本題に参ります。

目次

  1. 事業内容&業績

  2. 事業内容

  3. 業績

  4. 株価&各指標面

  5. 株主優待

  6. 投資戦略

  7. まとめ


事業内容&業績

事業内容

損保ジャパンと日本興亜が合併し、2010年4月1日に設立されました。

主力事業の損壊保険だけでなく、海外、介護・ヘルスケア事業も拡大しています。

業績

業績としては、売り上げは年々増収。
2023年は某中古車ビッ◯モーターの問題により、大きく減益。
しかし2024年期は復活し、売り上げ&利益共に過去最高を記録しています。

出典:株探

四半期決算はまずまずといった感じです。
経常利益進捗率も第1四半期通過時点で44.9%。
問題なく推移しています。

出典:株探


有利子負債倍率
(利息のつく借金をどれくらい持っているのか?)0.23倍
自己資本比率20.1%
他人資本(顧客のお金)を多く預かっている関係上、自己資本はどうしても小さくなってしまう保険業ですので、自己資本比率が小さいのは仕方のない部分があります。
しかし有利子負債倍率が低めなので、財務的には問題ない水準です。

出典:株探


株価&各指標面

株価は記事作成時点で3,269円
ビッ◯モーター問題によって2023年頭に約20%の下落をしたのち、株価は反発。昨年末から綺麗な上昇トレンドを形成しています。
8月頭に暴落しましたが、持ち直し小幅に推移しています。

出典:株探
出典:株探


PER
13.8倍PBR1.05倍となっています。

配当利回りは3.43%
株主還元政策については、

  • 基礎還元を修正連結利益の50%とし、原則として政策株式売却損益等(税後)の50%を追加還元します。
    さらに、リスクと資本の状況、業績動向や金融市場環境などをふまえて資本水準調整も検討します。

  • 中期的な利益成長にあわせた増配を基本方針とし、基礎還元に占める配当の割合を高めていきます。

と打ち出していて、特に下限や累進配当を明記しているわけではありません。

とはいえ、あれだけの不祥事を起こしておきながら昨年は減配せず、なんやかんやで11期連続増配しています。

出典:株探


株主優待

SOMPOホールディングスは株主優待を実施していません

ここから先は

1,066字
この記事のみ ¥ 500
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

よろしければサポートお願いします! PayPayもご利用いただけます