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【11期連続増配中!】保険会社「MS&AD」の投資タイミングは?

『投資をもっと楽しく身近に』をコンセプトに、投資未経験の方にも参考になるような企業紹介をしていくコーナーです。

今回取り上げる銘柄は証券コード【8725】MS&ADです。

食料品や生活必需品、通信業といったディフェンシブ銘柄に分類される保険業を扱う企業。
ディフェンシブ企業には高配当な銘柄も多く存在します。
しかし同業他社の東京海上やSOMPOは株価の上昇によって、胸を張って高配当銘柄と言える水準ではなくなってきました。

そんな中、損保会社最後の希望(?)であるMS&ADを今回紹介します。後述しますが、配当利回り4%超えの文句なく高配当銘柄です!

【8725】MS&ADの事業内容や現在の指標面、狙うとしたらどのタイミングか?、といった私個人の見解を交えながらお届けしてまいります。

ご自身の投資判断の参考に、是非最後までお付き合いください。

それでは本題に参ります。

目次

  1. 事業内容&業績

  2. 事業内容

  3. 業績

  4. 株価&各指標面

  5. 株主優待

  6. 投資戦略

  7. まとめ


事業内容&業績

事業内容

傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保を抱え、損害保険や生命保険を展開しています。
なお、以下の5本柱で事業を展開しています。

  • 国内損害保険事業(メイン)

  • 国内生命保険事業

  • 海外事業

  • 金融サービス事業

  • デジタル・リスク関連サービス事業


業績

業績としては、年々右肩上がり。
人件費の増加がありながらも、しっかり保険料の値上げを行なったため、2024年期は売り上げ&利益ともに過去最高となっています。
今期(2025年期)はさらに最終利益を大きく増益する見通しをしています。

出典:株探

四半期決算も絶好調で、前年同月比で見ると”2倍近く”経常&最終利益を伸ばしています。
経常利益進捗率も第1四半期通過時点で34.3%と大きく伸ばしています。このまま行けば、今年の目標は(今のところは)問題なく達成できる勢いです。

出典:株探


有利子負債倍率
(利息のつく借金をどれくらい持っているのか?)0.16倍
自己資本比率16.7%
他人資本(顧客のお金)を多く預かっている関係上、自己資本はどうしても小さくなってしまう保険業ですので、自己資本比率が小さいのは仕方のない部分があります。
しかし有利子負債倍率が低めなので、財務的には問題ない水準です。

出典:株探

株価&各指標面

株価は記事作成時点で3,397円
今年の初めから綺麗な上昇トレンドを形成していましたが、7月から軟調に推移。

出典:株探

8月頭の暴落で底をつけたものの、戻りは弱く小幅なレンジで推移しています。

出典:株探


PER
8.5倍PBR1.15倍となっています。

配当利回りは4.27%
配当政策については、「1株あたりの配当水準の安定性を維持することを基本とし、中期的に収益力を高めることによって、増配基調を目指します」と打ち出していて、特に下限や累進配当を謳っているわけではありません。

しかし昨今の好調な事業環境を受けて、2024年期は大きく増配。
そして地味に2013年度から増配をし続けています。(現時点で”11期連続増配”しています)

出典:MS&ADホールディングス

※ちなみに予想が大きく減配しているように見えますが、MS&ADは2024年4月1日に1:3の株式分割を行なっているため、それを考慮した金額になっています。
株式分割前の水準では、1株当たり年間配当金は435円と大きく増配する予定になっています。

株主優待

MS&ADは株主優待を実施していません

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