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プレイ中の忠犬。
さて、WADAが影響を受けたと思われるもの、
というか、生い立ち的なもの?を
たて続けに投稿してみましたが、
そればっかじゃなんだか疲れるので(私が)、
ちょっと話題を変えて
彼のプレイ中の私の過ごし方なんかを。。。
パートナーを応援するカタチは人それぞれで
その中で現場に同伴する人も
少なくないかと思いますが、
私も、頻度こそ多くないですがそのタイプで、
彼のプレイ中は、座敷童もしくは忠犬のように
ずーっと、フロアの隅にいることが多いです。
(真ん中とかの一番音の良いポジションは
ぜひお客さんに!)
で、その忠犬はDJでもないのに
フロアの隅で(たまに位置を変えて)
その日のイベントの主旨、
他の出演者とのバランス、お客さんの傾向、
全体の流れ、出音、
(彼の心身の)コンディション、
与えられた状況内でベストは尽くせているか、
その中で彼らしさは表現できているか…etc.
頼まれもしないのに
分析してハラハラしてます。
たぶん、フリでも普通に楽しんで、終了後に
楽しかったよ!良かったよ!!!わんわん!
とか言って褒めてあげるのが
忠犬としてはベストなんだろうし、
私が逆の立場だったら
そういうパートナーが良いのですが、
私は良い点も悪い点も
そのままフィードバックしています。
(そして、たびたび喧嘩 …からの
2009年“ダメ出し禁止令”発令。
今は半分くらい禁止令無視。)
あと2年で40年のキャリアを持つ相手に
ハラハラすることじゃないのかもしれないし
彼を信頼してないの? と言われるかもですが、
キャリア40年ともなると
嫁くらいしか率直に言う人物も
いないんじゃなかろうかと。
それに、彼はそれを受け止めて
私の言ってる内容を
自分の中で取捨選択するぐらいの
度量はあるだろうと。
そういう信頼はしているつもりです。
まぁ、それはさておき、
ある程度上記のような分析ポイントが
分かってきたところで
私は引き続きの分析と並行して
彼の世界観に浸りはじめます。
浸る世界はその日によって。
脳内で勝手に映像が再生される時もあれば
浸るとは言えないかもしれませんが
自分の奥深くと対峙させられる時もあったり
仕事のアイデアがポロっと落ちてきたり。
そういえば、大昔、彼のプレイ終了直後に
「聴いていてアイデアが湧いちゃったから
忘れないうちに去ります!!」
と言って帰っていった方がいました。
私もそういうこと、多いです。
こんな内容をnoteに綴って、
人様の目に晒そうと思いついたのも
彼のプレイ中。
モーツァルト効果だったり
音楽と脳の関係は
様々なところで言われていますが
まぁ、そういうことなんだろうと思います。
(適当なソースが見つからないんで
詳しくは書きませんが)
映像が勝手に再生される時も
自分の内側にある異世界に
入り込むようだったり、
逆に、自分の外側であるフロアが
たくさんの音の粒が飛び交う
異空間に変化するようだったり、
(この辺の理由も思い当たるのですが
これはまた今度…)
そしてそのイメージは
ジオメトリックだったり、
オーガニックだったり、
モノトーンだったり、
極彩色だったり、様々。
絵や楽曲と同じく、
DJもプレイヤーによっては、
体の奥底からグッと突き上げられるような
漢気溢れるものだったり、
美しくも儚く、エモーショナルだったり、
個性も十人十色ですが
“私にとっての彼の個性”の中のひとつに
「異世界を見せる」という特徴があります。
心の琴線に触れたり、魂を揺さぶったり
あまり直接的に心に働きかける感じが
一見(聴?)しないので、
理解されにくいかもしれませんが、
そのわかりにくさもまた、
私には微笑ましい個性であったりもします。
まあ、表現の解釈なんて人それぞれで
心に響きにくいと感じるのは
私の感受性が鈍いだけかもしれなくて
彼のプレイから何かしらをキャッチして
涙してくれる方もたまにいるので
これはあくまで、
“私の解釈・私の聴き方”なんですが。
そんな感じで、彼の忠犬は今後も
主人のプレイを
フロアの隅で堪能していくつもりです。
自分のモードを切り替えれば
色々な聴き方もできるかと思うし、
私はこういう聴き方してるんだよ!的なことを
今回は烏滸がましくも書いてみましたが
自分もそうそう!って思ってもらえたり、
試しに、異世界へ脳内トリップを
楽しんでみようかな
なんて思ってもらえたら、、すっごく嬉しいし
自分はこういう風に聴いてるよ!
なんていうのを
そっと(じゃなくても)教えてくれると
私の聴き方の幅も広がって楽しいなぁ!
なんて。…妄想を膨らませてみたところで、
今回はこんな感じで。。