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日本の誇るべき食文化「麹」や「発酵食品」がもたらすインバウンドビジネスの可能性

こんにちは!

東京在住のママ社長、島袋尚美です。

普段、IT事業(itoop)とクラフトビール事業(ジャングルブルワリー)の活動をご報告することが多いのですが、今日は少し異なる視点から。

去年から実は「和カフェ」をオープンしている私。最近では日々発酵や日本文化の勉強をしています。今日はそのテーマから、「日本の麹や発酵食品」と「インバウンドビジネス」についてお話ししたいと思います✨

日本は古来より麹や発酵を大切にしてきた国です。味噌、醤油、納豆、酒など、発酵食品は日本の食文化において欠かせない存在です。特に麹は、その栄養価の高さや、旨味を引き出す力などから、健康食としても注目されています。

米麹と日本酒

私自身も、さまざまな国際会議の場や展示会に参加してみて、最近では海外でも日本の発酵食品に対する関心が高まっていることを実感しています。よく言われるように、訪日外国人観光客は、本当に日本の文化の中でも食文化への興味を持っています。特に健康やスーパーフードに敏感な世代には、発酵食品が響いているようで、コロナ渦が明けてから特に麹や発酵食品を中心とした体験型のツアーやワークショップがとても注目されています。

有名な具体例として、京都にある「醤油作り体験」が挙げられます。このワークショップでは、参加者が実際に醤油の製造過程を体験できるプログラムを提供しており、訪日外国人から高い評価を得ています。参加者は自分たちで作った醤油を持ち帰ることができ、その体験が良い思い出として残ります。

もう一つの成功事例は、福岡県にある「味噌作り体験教室」です。このプログラムでは、地元の大豆を使用して、参加者が自分好みの味噌を作ることができるのです。特に、アジア圏からの観光客に人気で、伝統的な発酵食品を作るという体験が海外の食文化と結びつき、多くの人々に好評となっています。

インバウンドに大人気の味噌づくり体験イメージ
インバウンドに大人気の味噌づくり体験

「モノ消費からコト消費へ」と言われる時代になり、これらのワークショップは訪れる外国人にとって貴重な体験となり、彼らが日本の発酵食品にさらに関心を持つきっかけになっています。さらに、飲食店においても、発酵食品を取り入れたメニューや、そこに日本文化を加えた料理を提供することで、インバウンド需要に応えることが可能に。実際に、伝統的な味を絡めた創作料理や、発酵をテーマにしたポップアップイベントなど、さまざまな形で発酵食品を活用する例が増えてきています。

日本の麹や発酵食品が持つ魅力は、ただの食材にとどまらず、文化的なストーリーや歴史をも宿しています。このストーリーを大切にしながら、訪れる人々にその魅力を伝え、インバウンドビジネスとしての新たな可能性を開いてきたい。そんな思いを胸に、日本の素晴らしい発酵食品が、国内外の人々の心に響くような取り組みをこれからも考えていきたいと思います✨🌾

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