日本語教師の資格取得まで③
養成講座に通いはじめてからちょうど1年で
12科目を履修し終え、あとは3か月の実習クラスに参加するのみ、
というところでわたしは休学することになりました。
2017年の10月です。
12月に第二子を出産予定でした。
お腹も大きくなって長時間座っていることが
しんどいこともあったけど、
10月には日本語教育能力検定試験も受験しました。
勉強は過去問を3年分購入し、
ちょうど養成講座でも過去3年分の解答解説本を購入することができたので
8月くらいから過去問を解き始めました。
過去問をやりながら間違えたりわからないことがあったら
授業のノートや配られたプリントを見たり教科書を
読んだりしてその都度復習するといった感じでした。
そして12月12日に第二子を出産し、
ちょうど退院した頃に「日本語教育能力検定」の結果が来て、
無事に合格していました。
そこからはまた6年ぶりの赤子育児に奮闘し、
実習に参加しなければと思いながらも
教案作成などの準備に取りかかれる自信がなくて
延ばしに延ばしてしまい、
ようやく2020年の4月~の実習に参加することになりました。
2021年の4月から第二子が幼稚園に入園する予定だったので
実習を終えたらのんびり職探しでもしようと思っていました。
ところが予想外の事態に・・。
そう、コロナです。。。
はじめての緊急事態宣言による休校で前クラスの実習が後ろ倒しになったことにより、
わたしはようやく5月末から実習クラスが始まることになりました。
久しぶりの養成校、
確実に知らない人ばかり。
1年間勉強したことは恥ずかしながら
ほとんど覚えておらず、
本当に不安9:楽しみ1ぐらいの気持ちでしたが、
初日にクラスに行ってみるとなんと私が参加することになった実習クラスは
たったの4人。
本当は8人ぐらいの予定だったのが、
やはり当時また未知のウイルスに対して
慎重になっていた人も多く、
キャンセルが相次ぎ4人になってしまったとのことでした。
しかも4人のうち1人が途中でやめてしまうという事件もあり(衝撃でした。。。)
通常であれば授業担当は1人につき2回しかないところ、
導入・会話・聴解・読解、と
4回担当することができ、
プレイスメントテストやニーズ調査、
レディネス調査、復習テストなどすべてに
まんべんなく携わることができて(3人だから
携わらざるを得なかった・・・。)
3年近くぶりに復帰した私にとっては良いリハビリになりました。
ちなみに実習生は女性3人。先生も女性。
学習者役の外国人の方々も全員女性。
なんとも毎回和気あいあいとしていて
大変ながらも楽しい実習期間でした。
そして9月に修了、
2016年から通った養成講座をようやく卒業できることになったのでした。
そんなわけで一応わたしが手に入れたのは
「日本語教師養成講座420時間修了」と
「日本語教育能力検定合格」。
次は就職活動について書いていきたいと思います。
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