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オンライン日本語教師の日々

今更ですが、あけましておめでとうございます!!!

いま、もうひとつの仕事はオフシーズンでして、ほとんどオンライン日本語教師として日々過ごしております。

さて、2021年は日本語教師としてスタートすることができて
本当に実りある一年でした。

コロナで制限も我慢も多い日々だけど
それでもこうしていい一年だったと言えることを幸せに思います。

新卒で会社員になったばかりの頃は毎日消えてしまいたかった
(それでも本当に良い人たちに囲まれてなんとか消えずにおりました。笑)ですが、
今は毎日何かしら楽しみがある感じで1週間も1ヶ月も本当にあっという間!
何が幸せってわたしは本当に今レッスンでつながっている
すべての生徒さんのことが大大大好きです。


今日はその中から二人について
綴ってみようと思います。

週に2〜3回レッスンを受けてくれている
アメリカ留学中の中国人のTさんは
わたしがオンラインで教え始めたばかりの頃から
ずっと続けてくれている女の子。

自分の誕生日の夜ですら(ちょっとほろ酔いだったけど、)
レッスンを受けてくれるくらい、熱心なのです。

「ひらがなが読めて少し単語を知っている」
という状態からスタートしたTさん、
いつもその日に使用したパワポのスライドをレッスンの後で送ったら、
必ず返信をしてくれる律儀な人でもあります。

この間「〜し、〜し、」という文型を勉強した後に
いつものようにパワポを送ったら、
「せんせいの授業は面白いし、たくさん勉強できますから好きです。
そして、せんせいは優しいし、可愛いし、それにとても真面目ですから好きです。」

という文を送ってくれた。うれしすぎるやん!
ほぼゼロからのスタートで
最初の頃はかなり英語を交えて説明していたのに、
最近はレッスン中に英語で説明することも随分少なくなってきて、
こうして日本語で返事を送ってきてくれるようになってきたこともとても感慨深くて。
素直だし、いつも一生懸命だし、やさしいし、
そんなTさんのことがわたしも大好きです。

それからちょっとびっくりしたエピソードをひとつ。
毎週月曜日にレッスンをしているアメリカ人のAさんは
随分前に日本で暮らした経験があり、日本語のレベルはかなりのもの。

もうほぼコミュニケーションに困ることはないし、
去年の8月に初めて話した時にその発音の綺麗さにびっくりしました。

そんなAさんは
アメリカで小学校の先生をしていて
その学校に日本人の生徒が数名いるのだという。
ある日ひょんなことからその中の一人、
Mちゃんの話をしてくれたのですが、
なんとこのMちゃんが、
わたしの知っているMちゃんだったのです。

どういうことかというと、
Mちゃんはわたしのご近所さんだったのですが、
去年の6月にパパの仕事でアメリカに引っ越してしまいまして。
そしてMちゃんというのがちょっと珍しい名前なので
(あまり聞かないというだけで、
可愛い素敵な名前です!)
その珍しさゆえに、
まさかMちゃんってあのMちゃんじゃ無いよね?
でもアメリカ行ったしな、、、
と思ってその生徒さんに苗字を聞いてみたら
まさかのドンピシャだったというわけです!。

こんなことってある??
世間は狭いというけど、
規模デカすぎじゃないか?? 
うまれて初めて自然に「OMG」という言葉が出ました。

What a coincidence!
生徒さんとの不思議な縁を感じずにはいられない出来事でした。

これはあまりにもびっくりした出来事だったけれど、
些細なことでも
心温まったり
喜びを感じたり
感慨深く思ったり、
にほんごのせんせいとしての日々は
わたしにとってとても愛しいものです。


毎日パソコンの前に座っているだけなのに(だけ、ではないけど。笑)

日々いろんなことが起こっていろんな気持ちになります。


年が明けてすぐ、養成講座に通っていた時に仲良くなった4人で、久しぶりに
(こりゃまたオンラインだけど)新年会をして
近況を報告しあったのですが、

日本語学校、企業研修、プライベートレッスン、
みんな形はそれぞれだけど、
日本語を教えていて、
当時と同じように
日々悩んだり迷ったりしながらも
日本語と向き合っていました。

最後に2022年もがんばりましょう!
って言ってばいばいしたとき、
めちゃくちゃパワーをもらった気がしたし、
あ、ずっと日本語教師でいたい。
と思ったのでした。

インシャ・アッラー
もし神が望みたまへば。

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