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スター誕生 ’76

夢が叶うまで好きな道を追い続ける。
成功を思い描いて歩き続ける人は、
いつの時代だって世界に存在したし、
この私だって、いまだ進行形 笑。

進行形だから、今まで何度も先が遠くて、
自分がクズに感じる時があったですよ。
そんな時、無性に無性に!映画が見たくなる!

そして昨夜、目にとまった映画がこれです。
すべてを吹き飛ばす主演女優の強烈な歌唱力と
男優が見せる、抑えた愛の感情表現に、
鳥肌と涙が交互にあふれ出ました〜!

自分がオーケストラ活動や舞台創りに燃えていた頃、舞台袖からプレーヤーを応援していた無類の感動がよみがえりました。

この作品は数年前公開された、レディーガガとブラッドリークーパー版でなく、
私が子供の時に見て衝撃を受け、大人になってくり返し見てきた、バーブラ・ストライザンドとクリス・クリストファーソン主演版。

『スター誕生』という映画は、この76年版の前に2作品があり、アメリカでは、それほど人気の高いサクセス映画なのですね。

スター稼業に疲れていたロックスターが、
ふと見つけた無名歌手の才能を見出し、
スターにする話。シンプルな筋立てが、
余計に胸の奥に届きます。

この二人はビジュアル系ではありません。
特にバーブラは容姿で売れるスターではないと彼女自身が言っています。
彼女は音楽性、演技演出と多才で、
共演する男性は、彼女にぞっこんになるとか。
その髪型や服装は、アメリカがヒッピーから移行していた時代を感じますが、
近年のCG特撮技術は使わず、ストーリーと役者の演技、音楽と照明で現す本編の
『スター誕生シーン』は、しぼんだ魂のエネルギーチャージに最適です。

劇中曲『Ever Green エバーグリーン』は、
地上にも天国があって、そこで流れている美しい旋律。永遠に褪せない愛は存在するんだと、本当に思えてくる。

画面サイズに難ありで恐縮ですが、
ダイジェストで感触が伝われば。

自分のロックに満足できずに荒れたステージをするジョン・ノーマン。パブで歌う無名のエスターの歌に魅せられステージに無理やり連れてくる


ピアノを弾くエスターのメロディに即興で歌詞をつけるジョン。エスターはジョンの才能と自分への愛に気づく。


ジョンは自分のステージでエスターを代わりに登場させる。スター誕生の舞台。


初めてのレコーディングでエスターは照れるジョンにもバラードを歌わせる。

この曲が全米ヒットチャート上位にランキング。映画で歌われた名曲となる。綺麗な映像で本編を見て、感性に血流を・・・笑。

この映画のラストを知りたい方は、できれば全編を通して見ていただきたいです。ご覧頂き、ありがとうございました。気が向けばコメント頂けると嬉しいです。

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おりーぶ
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