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自己紹介。じぶんが何屋さんか言えない。どうしようもない性格を笑って乗り切り生きてます。

自己紹介が苦手です。自分は何者か?この哲学的な自己啓発的テーマを見ると、ごめんなさい、と言って退散するタイプです。

たぶんモノゴトを決定する基準が小学生?くらいかもしれません。

1。体が大きい(学生時代はずっとバスケ、センター)

2。声も大きい(センターで「こっち〜!」と球を呼ぶ声がコートの端まで響く)

3。肝っ玉が、うそでしょ?というくらい小さい(体の大きい人間に時々こういうタイプいます)

4。ケンカができない、いや、と言えない、嫌われるのがイヤ。

頼まれたことや誘われたことを、好きならやる。嫌いでも、断れなくて、やってみるけど、やっぱ出来ない、と自分をボロぞうきんのようにあつかって落ち込む。

5。血液型 A型、と言うと、うそだ〜と言って皆んな信じない。絶対Oだよ、検査しなおした方がいいよ、と、9割に言われる。

6。推薦で決まっていた大学を、直前で、やっぱり、こっちがいい、と、

親から見たら、ありえへん学校!に行く、と言い出し、当然見放され、

故郷から、むっちゃ離れた関西のとんかつ屋さんの社員寮に住み込ませてもらう。

それから、ずっとこんな感じで、今に至る。

中間をえらい省略しましたが、

フランス料理・菓子製作→専門料理撮影→外食産業企画室と広報→某民放局食品料理研究室→舞台脚本執筆→研修映画脚本→情報通信会社勤務。

こう書くと、漢字が並ぶかんじですが、

履歴書を書くたび、このシステム、イヤや。。。と思いながら書いてきました。

理屈はわかるのですが、プロフィールを書く定説。。。

自分のキャリア・実績を数値化出来なくてはならない!それに意味があるので!

あなたの人生に誰も興味はありませんから〜!的に、ピシっと言われて凹む。。。

それはわかります。わかるけれどもやね、

そういうの、好きくない、と思う人間なので

未だに、社会の片隅で生きています。が、考えは変えられないから、

敏腕ビジネスマンにはなれません。

文字にはまとめられない、とか、やわらかい、とか、なまなましい、とか、

ヒリヒリしたとか、ぐわ〜っと泣いた、とか、

そういう生身の経験が、私には一番、そこにいた意味があったんで。

履歴書に漢字書きした会社は、そのためにご縁をくださったと今も思っています。

たいせつなことは、数字に現れないってことだって、人にはありますよ。

そういうのが私には、とっておきのことだと思って生きてきたので、今さら変えられないんです。

私の親友は、今年80才になる女性です。私を民放に引き入れた人です。

彼女とは、お互い人生をさらけ出し、励ましあいながら40年間友情をつないできました。

彼女が先日言ったことがあります。

じぶんには、あと一年だと思って生きるの、だから、どんな1秒も大切で仕方がないのよ、と。

私は彼女の30代からを見ているから、

私もすぐに彼女の年になるのが想像できる。

彼女の言葉は世間でも言われている言葉だけど、

彼女の体の中から出てきた音は、私にしみこみました。

なんとも言えない温度がありました。

その人の醸し出す音や文字に、

数字の実績は、しみ込んでいるもので、

必要な時に、本来の力を発揮するんだと思います。

私もこれからは彼女のように1秒をたいせつに。 

noteを書き続けていこうと思っています。

読んでくださってありがとうございます!!




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