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制作メモ~発表会…からの

暑い!

2022年の札幌の夏は、あまり暑くありませんでした。
2021年の夏はとても暑く、オリンピックのマラソンが行われた日は東京と同等の暑さ。
それに比べれば、今年は8月に入ると過ごしやすい日が続きました。
発表会の日は7月中旬、今年の夏はその1週間前がいっっっっっちばん暑かった!
酷暑の中、劇場へ通い、稽古、手直し、稽古…。腰を冷やす、おでこを冷やす、シップ貼ったらかぶれる、あせも、かゆい、冷やす…。
とはいえ、腰をやってしまった私は、演技に関しては「せりふを飛ばして真っ白にならなきゃ何でもええ、終わりまで止まらんといけたらええ…」とかなり及び腰。。。
ロボの段階さえ間違えなければ、あとはどうにでも…(多分)
グループで作ってきた人形劇では、作り物を多く引き受けたので出演はちょい役、あとは結構裏方の転換を忙しくやってる人になっていたので、「せりふを覚える」というのがしんどい。
しかも今回は一人なので、登場人物全員のせりふを言わなくてはいけません。
逆にいえば。。。
相手役が飛ばしたからわからなくなっちゃった~という泣きは通用しません。
ブタのせりふが出なかったからタヌキが無言。
いやそれ、どっちも自分がしゃべるやつやん。自分でどうにかせえよ。
ロボが出なければブタでカバーするとか。一人芝居の自由と責任をかみしめて稽古に励みます。

人形劇団naomingなんて書いてあるけど、実質劇団ひとりなわけで。


Show must go on!

コロナ禍のなか、マスクをつけて上演する団体が多い中、私は本番中にすぐそばに人が来ることがないので、マスクなしでの上演となりました。
やまびこ座は舞台から客席が遠いので、絶叫しても飛沫が客席に行くことはありません(80年代の小劇場のように絶叫するシーンはない)。
ああ、なんて呼吸が楽なんでしょう!
なのに。本番始まってしばらく、「あれ?なんか苦しいぞ?」
マスクつけてるやーん!
1幕終了後の転換でそっと外しました。気づいた人はいるかいないかわかりませんが。
苦しさのせいか、1幕終わりの転換前がうまくいきませんでした。
「腰のせい」とさせてください!(前かがみつらいんだって)
とにかく何があっても、15分ノンストップです。
ありゃ~うわ~と思いつつ。
最後の音楽が流れてきて、緞帳が降りきったときはホッと安堵しました。
ああ、ひとりでできたな、と。
実際は先生や、他のグループの人や、やまびこ座のスタッフの皆さまに支えられて上演できたので、一人で全部作ったものではないのですが。
私がやりたいと思う作品を作って、上演できたということ。
久しく、自分が好きなものを好きなように作ってきていなかったから、40代半ばを過ぎても、こういうことができたということに、達成感を感じたり、これからの欲も出てきたり、そういう思いになったことが大きな収穫でした。

次のステップへ!

さて。次が肝心です。
ギックリ腰できちんと稽古できなかったので、初心者講座の発表会では演劇の要素の拙さでは自分自身で妥協をしまくってきたのですが、次回上演する機会があるならそこはブラッシュアップせねば。
「次回」は、初心者講座からの「いつもの流れ」、11月の人形劇祭での上演になります。
人形劇祭は、コロナ前は祝日と土日を絡めて朝から晩まで連続で人形劇を上演するという、人形劇版ライジングサンみたいな、フェス的なイベントでした。ぎっちり参加するとお尻と腰がしびれちゃう系。
コロナ禍から中止や縮小での開催を経て、2022年は2日間。11月20日、23日の開催となりました。

今年は、出ます。出る準備をこれからします。

審査員が見るコンテスト形式なのをすっかり忘れていた!そういえばそうだったな…。

発表会ではできなかったこと、これから続けるにあたって試したいこと。
発表会と作品の中身は変えませんが、見えない部分で「いい感じ」にして、次の作品につなげていければと考えています。
人形劇祭の制作メモは、後日更新していこうと思います。

チラシに名前が出てるのでもう後戻りはできません。20日16:00~、先輩にもまれてきます。

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