発達診断で引っかかった甥っ子と過ごす夏休み
こんにちは!
先週から義妹が
子供達(5歳男の子,2歳女の子)と一緒に帰省していて
時々,子供を遊ばせているんですが,
5歳の甥っ子くんが
最近,
身体的な発達診断で引っかかったらしく,
加えて,
意思が曲げられなくて,
相手に譲ってあげられない,
言い方がきつい 等があるようで
(幼稚園でお友達をたたいたりしたらしい)
義両親と義妹の注意は
特に甥っ子くんに。
私は親ではないし,
人様のご家庭のことに首は突っ込めないのですが,
義両親と義妹が一緒になって
甥っ子くんを注意するのは見ていて色々感じます。
そして注意も含めて,色んな声かけも聞きます。
その中で,特に気になってしまうのは
「5歳なんだから(○○できるようにならないと)」
という声かけ。
発達の診断をする際,まず比較されるのは
その年齢での標準だと思います。
その「標準」って大事だと思うんですが,
比較すべきはそこなんでしょうか。
個人差がある。
個性が違えば興味も違う。
興味が違えば,伸ばしやすさも違う。
その中で「標準」に対して
凸凹があることはある意味当然で,
そこと比較するより
「過去のその子との比較」
「その子の頑張り」
に気を配った方が良いと思うんです。
私が言っていることは
きれいごとなのは分かる。
だけど,
「5歳なんだから頑張れ」という声かけが
果たして,本人にやる気を与えるものなんでしょうか。
それって,本人の
「(今)できていないというセルフイメージ」を
作ってしまうことになるんじゃないでしょうか。
「あなたは○○できない」
「あなたは○○な人だ」
っていう声かけは
自分達で思っている以上に
相手に影響を与えるものだと思います。
「自分は○○なんだ」という思い込みを作る。
と言っても,
まずは自分の家庭。
この話題についても,夫と話し合いました。
私達はどういう声かけをしたいか,
良いきっかけを与えてもらった気がします。