day31 陰から陽へ。
明日は冬至。昔は、冬至なんて『ゆず湯』と『かぼちゃ』くらいしか考えたことがなかったけれど、占星術的には山羊座に太陽が入るタイミングで、四半期から半年ほどの流れを読むときだ。
そして冬至は、陰が極まって陽に転じるとき。分かりやすく言えば日照時間がいちばん短いのが冬至で、そこからまた日が長さを取り戻していく。
今年の冬至点、すなわち山羊座入りの時間は午前1時頃。日付が変わればすぐ陽に転じる。つまり今、このnoteを書いている時間は陰のいちばん深いところへと向かっていることになる。
そんな陰の極みの日、毎月お世話になっているリフレクソロジー&ボディケアのサロンへ行き、今月もまた満身創痍の身体を癒やしていただいた。
リフレクソロジーの面白いところは、身体の不調だけでなく、心の不調も見つかること。
今日はわたしの足指に『欠乏感』を発見していただいた。これを機に『有る』に意識を向けよう。
施術前に精油を選ぶのだけれど、今日の気分を話した上で、あとは嗅覚に任せることにしている。香りの好き嫌いは、自分へのごまかしがきかないのだ。
今日のチョイスは、ローズオットー、フランキンセンス、メリッサ、ローズマリー。
ここ最近の手放しと、次のステージへの移行もあるし、何より冬至やら年末やらで切り換え感がある。
使用した精油でルームスプレーも作っていただくのだけれど、毎度それに名前を付ける。
今回の名前は冬至ということで『陰から陽へ。』と名付けた。
陰陽は、INとYOUだと思っている。陰の時期は自分の内側、INSIDEに意識を向ける。陽の時期は向き合う相手、YOUに意識を向ける。
それはホロスコープも同じで、アセンダントの地平線より下は陰、上は陽だと思っている。しかしながら冬至点の山羊座はホロスコープの天頂にある。これもまた真理なのだろう。
陽が極まり陰に転じる夏至は、昼がやたらと長くて、それでいて陰に転じていくわけだから、どことなく物悲しい感じがする。
対して冬至は、地の底のような暗闇を味わい尽くした先に、一筋の光を見るような美しさを感じる。
別にどちらが良いとか悪いとかはない。夏至の季節だって美しくて大好きだ。
ただわたしの場合、陰が極まるほうが心地よいのかもしれない。沈むところまで沈みきれるって最高だ。わたしのホロスコープは天底が山羊座だから、尚更そう感じるのかもしれないけれど。
明日の朝は、陽に転じた太陽を迎えたい。
暗闇に細く射し込むような、生まれたての光に喜びを感じるのだ。
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