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day34 期待すること、やめること。

メリークリスマス、は明日なのだが、世の中的には今日がクリスマスムード満載なのはきっと山下達郎さんの唄のせいだろう。

例に漏れず、わたしも今日は相方さんとクリスマスデート。イブの夜に会うなんて、よくよく考えたら初めての出来事かもしれない。

気遣いのできない人、とわたしに言わしめた相方さんだが、今回なんとお店を決めて予約してくれたのだ。そりゃ雪も降ってくるよ。

前提が低いレベルだと、ちょっとしたことで喜びを感じられる。お店予約してくれただけで喜べるなんて、これまでのわたしならあり得ないことだ。

お店を予約するのは大前提で、それから車で迎えに来てくれて、プレゼントがあって、それから、、なんてバブル期でもないのに、期待しようと思えばいくらでもできてしまう。

期待なんて、最初からなくていい。生きてること、会えること、楽しめることでもう、充分にハッピーなのだから。
そしてわたしにも、何の期待もしないで欲しいのだ。忘れっぽくて、グダグダで、だらしない人間という前提で生きていたい。


それでも生きているとまた、うっかり期待してしまいがちだ。その都度ガッカリして、また前提をリセットして期待を手放す。

相方さんは、そういった意味ではわたしに最初から期待していない気がする。多くを求めないし、いつも同じ温度で接してくれているような気がする。
それに対してわたしときたら、要望まみれで期待ばかりして、ひとりでギャーギャー騒いで落ち込んで、を繰り返す。

まぁ、それをやめようとは思わない。そのやり取りこそが、ふたりの関係性における醍醐味のような気もしているから。

期待してもいいのだと思う。でも期待どおりでなくてもいい。そこでガッカリしてもいい。その一連のやり取りで、わたしの本音が見えてくるから。

期待そのものを手放すのではなく、期待どおりの展開でなければならないという思いを手放すのだ。

さて今日は電車で移動。先日買ったワンピースと、頂き物のニーハイブーツで、いざ待ち合わせ場所へ。

皆さま、よいクリスマスを☆


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