見出し画像

【学芸員課程】博物館教育論 レポート全文公開

現在私は、京都芸術大学通信教育部芸術学部芸術学科アートライティングコースに加え、学芸員資格を取得するために、学芸員課程にも在籍しています。

今回は、2019年夏期(7~9月)に無事試験に合格し、単位を取得できた学芸員課程の必修科目「博物館教育論」のレポート全文を有料で公開してみようと思います!!!

◎これまでのレポート全文公開は同マガジン内「#単位修得済レポート全文公開」でご覧いただけます。

◎無断転載・転用、著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。


博物館教育論ってどんな科目?

美術館や博物館で皆さんも遭遇したことありませんか?学芸員によるギャラリートーク、子供を対象にしたワークショップ、ボランティアによる作品解説のツアー、学校での出張授業などなど。これらは「教育普及活動」と呼ばれています。学芸員の活躍範囲はますます広がりつつあるんです。この現状をリサーチし、これからの在り方を考える、という科目です。

レポートの設問は、自分が関わっている地域の美術・博物館で実施されている教育普及の事例を調査・体験し、それを踏まえ教育的配慮という観点から、それらの活動の学びの意義と独自性、および博物館教育の展望について自分の考えを述べよ、というものでした。
規定の文字数は3,200字程度です。

▼▼ 私が書いたレポートのタイトルと本文はこちら ▼▼

「伝える楽しさと知る楽しさ ー自ら踏み込んで知る博物館での発見ー」


はじめに

私は東京都在住のため、今回、地域の美術・博物館として、台東区にある東京都美術館と国立科学博物館で行われている教育普及事業に参加した。特に、テキストにも登場した、東京都美術館の「とびらプロジェクト」には興味をもっていたため、課題を通じて考察できる良い機会となった。

ここから先は

4,617字 / 5画像
この記事のみ ¥ 500
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

記事を読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは書籍購入などに使わせていただきます。何よりそんな広く優しい心をお持ちの方には きっといいことがあるはず✨メッセージも合わせて書いていただけたら必ずお返事いたします✏︎