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【学芸員課程】博物館概論 レポート全文公開

現在私は、京都芸術大学通信教育部芸術学部芸術学科アートライティングコースに加え、学芸員資格を取得するために、学芸員課程にも在籍しています。

今回、初めての試みとして、2019年夏期(7~9月)に無事試験に合格し、単位を取得できた学芸員課程の必修科目「博物館概論」のレポート全文を有料で公開してみようかと思います!!!

◎無断転載・転用、著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。


そもそも、学芸員って?

学芸員は、文部科学省が所管する国家資格です。文化庁のホームページによりますと

学芸員は,博物館資料の収集,保管,展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた,博物館におかれる専門的職員です。学芸員補は学芸員の職務を補助する役割を担います。

学芸員になるための資格は,1.大学・短大で単位を履修することや,2.文部科学省で行う資格認定に合格すれば得ることができます。なお,学芸員や学芸員補として活躍するには,博物館等で任用される必要があります。

学芸員になるための資格、私は1に該当します。

ちなみに、ここで言う「博物館」には、博物館だけでなく、美術館、植物園、動物園や水族館、地域の郷土資料館なども含まれます。公立か私立かは問いません。

学芸員資格を得るには、「博物館学芸員科目」の必修8科目
「博物館概論」
「博物館経営論」
「博物館資料論」
「博物館情報・メディア論」
「博物館生涯学習概論」
「博物館教育論」
「博物館資料保存論」
「博物館展示論」と、実習3科目、その他必要ないくつかの必修科目に合格し、専攻する学科を無事卒業することが必要です。


博物館概論ってどんな科目?

「博物館学」という学問とは?というところから、それを学ぶ意義、博物館の歴史や種類、学芸員の役割や、国内外の博物館の現状と課題などについてを学ぶ科目です。

レポートの設問は、規模の異なる2つの博物館を実際に見学・調査したうえで、その知見を踏まえて、これからの日本の博物館が目指すべきところについて論じる、というものでした。規定の文字数は3,200字程度です。

▼▼ 私が書いたレポートのタイトルと本文はこちら ▼▼

「日本美術を扱う“最高の空間”と、コミュニケーションのこれから」

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4,278字
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