コナス 出発
つらい内容です。
あらかじめお伝えしておきます。
昨日noteを更新した3時間後
コナスは眠りにつきました。
大切なペットの命が尽きそうなとき
「苦しむことなく眠るように逝く」のを
誰もが考え、願うと思います。
でも、どんな風になるのか。
怖いですし、覚悟はできていなくても
いったいどんな風に死んでしまうの?と
調べてしまうと思います。
ペットを亡くした身近な人に
どんな風だった?なんて
とてもじゃないけど聞けません。
なので
コナスの場合はこうだったよ、と
書いておこうと思います。
2月19日 13時30分ころ
自分で水を飲みに行き、飲んだ後
しばらくその場でうつぶせになっていたので
あれっと思い、見に行くと
よだれが出ていました。
あらら、と口元を拭いてやり
抱っこしてマットの上に寝かせ
背中を撫でてやると
普通に呼吸はしていましたが
体をまったく動かすことができないようで
普段、触るとイヤがる前足を触ってみました。
でもぐったりして動かすことをしません。
ちょっと、おかしいなと思いながら
そのまま体を撫で、こなちゃん、と
声をかけていました。
いつも声をかけると
必ずシッポを軽く動かしていたのですが
それも、ない。
ああ、いよいよ?でも、息してるし・・
14時頃、いきなり
体を起こしたコナス。
もう一度、お水を飲みに。
フラフラと歩き、そのまま倒れこんで
しまいました。
こなちゃん!と叫んで抱っこしました。
すると
「にゃああ」と大きな声で鳴きました。
あ、ダメだ亡くなる!
コナスを床に降ろすと倒れたままです。
私はペットシーツをつかんで
コナスをまた抱き上げ
シーツの上に寝かせました。
前足、後ろ足をピンと伸ばし
それが2回。痙攣というほどでもなく。
そのあと「はあああ」と大きな息を
吐きました。
まだお腹が上下していました。
愛してる大好き、など
言っている余裕はありませんでした。
「こなちゃん」「こなす!」
名前を呼び
体をさするのがやっとでした。
そのあと
しゃっくりのように
口を開けたまま
「ひっく」。
しばらくしたらまた「ひっく」。
それが2分ほど続きました。
心臓が止まるんだ、と思いました。
意識がないようでしたので
苦しそうではなかったです。
そのまま、静かになり
お腹の動きもなくなりました。
時計を見ると
14時21分でした。
私自身
最後は取り乱して
どうにもこうにもならないだろうと
思っていたのですが
最後に出た言葉は
「神様!もうお願い!寝かしたって!」
でした。
私はコナスを抱っこしたまま
逝かせてあげたいと思っていたのですが
逆に苦しいかもしれないと考え
床に寝かせてあげました。
これで良かったと思っています。
また、飢餓状態だったので
遺体から分泌物なども
まったくといっていいほど出ず
おしっこがスプーン1杯ぶんくらい
お尻についていただけでした。
コナスは自分で
苦しくないように、つらくないように
旅に出る準備が、できていました。
立派でした。
私が一番避けたかったことは
私のいない間にコナスが逝ってしまうことでした。
動物は
目や口を開けたまま
亡くなってしまいます。
そんな姿を絶対に見たくありませんでした。
だから毎日毎日
ママがいない時に
逝ったらあかんよ、って
伝えていたのです。
私はまだあったかいコナスを
ペットシーツに包んだまま抱き
口を閉じさせ
まぶたを指で閉じて
そのままきれいな眠り顔になるまで
ずっと抱いていました。
コナス
ママとの約束を守ってくれて
ありがとう。
かわいいねえ。コナス。
よく眠ってるね。
とっても、きれいよ。
本当にかわいいよ。
神様
前にもお願いしましたが
コナスの体はボロボロになってしまったので
気持ちのいい場所で
またきれいな、元気な体に
戻れるように
ゆっくり寝かせてあげてください。
魂はしばらく
いえ、できればずっと
私が生きている限り
私のそばにいるように
コナスに伝えてください。
お願いします。