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買取を始めたら解決したせどりのデメリット2つ
現在、副業で出張買取をしています。
半分外注で回してます。
自分でやる実労働はほとんどなく事務作業メインのみ。
それでも高い利益率をキープしています。
もちろん、外注を入れている分手残りは減ります。
でも、少ない労働で時間の余裕がある中で利益がしっかり出ているので満足です。
金持ち父さん貧乏父さんで言えば、
(ほぼ)ビジネスオーナーの状態
ですね。
不労所得とまではいきませんが、少ない労働で所得を得られている状態です。
出張買取は使う時間も自分で調整できるし、やり方次第で在庫もほとんど持たない形にできます。
少ない初期投資で始められるのでリスクも少なく副業にピッタリです。
子ども達との安定した生活のためにはじめたせどりでハマった罠
別居をはじめたばかりの頃の生活は、正直厳しかったです。
パートの収入だけでは足りず、
貯金を切り崩して毎月を何とかしのいでいる状態でした。
減っていく銀行残高を見ると将来への不安が押し寄せ、神経をすり減らしていました。
仕事は病棟の看護助手。
体力的にも超キツイ。
看護師からのイジワルやあまりの激務に驚いて2人に1人は直ぐに辞めてしまうし、残った人も数カ月後にはいなくなる。
何度も私も一緒に辞めたくなりましたが、小さな子どもがいることを話した途端に雲行きが悪くなる面接を、いくつも経験してやっと見つけた仕事だったから、辞める訳には行きませんでした。
とは言え、
肉体的にも精神的にも長く続けられる仕事ではないと感じていました。
だったら自分で始められる副業をやってみよう、何かいい副業はないかと、夜になるとGoogle先生に相談していました。
「副業」というキーワードでググるとせどりの情報がたくさん出てきます。これならやれそうだと即決!
Youtubeのせどり解説動画を見てお勉強して、ブックオフやドン・キホーテで真似して仕入れてAmazonで販売開始。
言われるがままに大口契約して、FBAにどんどん納品。
半年で粗利10万を達成。その後も、売上は右肩上がり。
順調そのものだった副業デビューでしたが、せどりを始める前に思い描いていた理想の生活とは全くかけ離れたものでした。
現状を変えたくて始めたせどりだったのに…
売上が上がるとともに、仕入、検品、梱包、発送…日々のせどり作業が増えました。
当然、それにつれて子ども達との時間が減っていきました。
平日は子どものお迎え、家についたら家事と子ども達の寝かしつけまでのお世話を早く終わらせることに命をかける毎日。
子どもの寝つきが悪くなかなか眠ってくれない日には、寝かしつけは夜9時に切り上げてせどり作業スタート。
せどりの流れをキープすることに必死で、徐々に子どもは放置状態になっていきました。
最初の目標だった粗利10万円を達成してからは、売り上げをさらに上げるために店舗仕入れもやり始めて、週末は子連れで店舗リサーチもし始め泥沼状態。もちろん、子どもはすぐに飽きてぐずり始めますが、なんとかなだめながら限界までリサーチして帰っていました。
「こんなギリギリの生活をいつまで続けられるのだろう?」
「シングルマザーだから仕方ないのかな?」
「仕事をしている母親は諦めるしかないの? 」
夜な夜な、こんな自問自答をしながらせどり作業をこなす日々。
完全に「セルフブラック」の状態でした。
「月に5万収入を増やして生活を楽にしたい。」
「月に5万あれば豪華なディナーを楽しんだり、旅行に行ける。」
子ども達との暮らしを豊かにしたいと始めたせどりだったのに…
この状態から何とか抜け出さなくては、いつか体を壊して倒れるかもしれない。そんなことになったら本末転倒。何とか時間の余裕を作って子ども達との生活も立て直さなければ!
持続可能な状態を作り出すために、「利益率を上げること」が私の最優先事項となりました。
買取との出会い
買取を始めたのは、せどりを始めるきっかけになった某有名YouTuberが買取事業を始めたからです。
店舗せどりについて発信していた彼が、「より利益率が高い仕入れができる」と話しているのを聞いて、私もやろうと即決しました。
利益率が上がれば、毎日休みなくフル稼働だったせどり作業のペースを緩められるようになります。
店舗がいらない出張買取
某有名YouTuberは店舗型でしたが、私は経費を抑えるために家賃がかからない出張買取を始めることにしました。
せどりを始める時に古物商は取っていたので、すぐに開業準備を整えて営業を開始すると、ポツポツ電話がかかってきて買取が成約していきます。
始めて買取が成約した時は、あまりにも楽に仕入れができたことに感動しました。
しかも、激安です。
さらに、「大手のお店より高く買い取ってくれる」「取りに来てくれて助かる」とお客様から感謝されます。
最初のうちは査定に行くのは緊張したし、要領が悪くて失敗もしましたが、段々慣れてきて段取りもよくなりました。
現在では、引っ越しシーズンと本業の暇な時期に合わせてチラシを入れて、ペースを調整しながら副業として取り組んでいます。
古物商を持っているなら買取しましょう
私は、せどりを始めるために古物商を取りました。
ホント、バカでした。
古物商を取ったら買取をしましょう。
せどりに比べて買取はいいことばかりです。
利益率が高い
店舗を回らなくていい
資金回収が早い
在庫が膨らまないので場所を取らない
経費が安い
メリットはたくさんありますが、私にとって一番大きかったのは、
せどりの最大のデメリットである「セルフブラック状態」から抜け出せたことです。
せどりは始めやすく人気がある副業である反面、辞める人も多い副業でもあります。
せどりがうまく行き始めると誰もがマンパワーの限界を経験します。
あくまでせどりという形をキープして、マンパワーの問題を解決していく方法はあるにはあります。
仕入れを組織化する
販売を組織化する
値付けの甘い店を見つける。
店員と癒着する(癒着は最近問題になりましたが)
売上げが上がれば上がるほど、仕入れのための店舗回りが必要です。
仕入れは判断が必要になるため、仕入れ外注は一番難しい部分です。導入は最後の最後にした方が賢明です。
せどりをしていた頃、仕入れに外注さんを入れてた時期があります。
当然ですが自分の仕入れより利益率がかなり低くなってしまうので、
売り上げ規模を維持するためと割り切ってに取り入れていました。
組織化については語りたいことがたくさんあるので、また別のnoteでお話ししますね。
話が少しそれてしまいましたが、
せどりを頑張って売上げを上げることができる人であれば、
買取はイージーモードです。
古物を持っている人にはもれなく買取をやって欲しいです!
せどりで疲弊する主な原因は2つ
生活を少しでも楽にしたい。
将来の不安を減らすために副業を持ちたい。
こんな夢を見てせどりを始めたのに、作業地獄にハマってしまったかつての私。
同じような思いをしている仲間に買取ノウハウを届けたい。そんな思いで発信をしています。
私はかつて、せどりグループに所属していた時期があるのですが、グループの中でせどりに夢破れて退場していく人も多かったです。
そのグループで懇親会があったのですが、その席で会った人たちのうち、儲かっている人は一部の人だけで、ほとんどの人が利益率が低くて外注化もできず、毎日のせどり作業に疲弊していました。
作業の多さと利益率の低さがせどりを難しくさせる最大のポイントです。
退場していったあの時の仲間たちに、今なら絶対に買取を進めます。
寝かしつけを切り上げて出品作業を始めたり、子どもと店舗仕入れに出かけたりして、せどりの作業地獄に陥っていたあの時に、思い切って買取を始めたことで今の自分があります。
今、あなたのせどりがうまく行っていて、次のステップを考え始めているのであれば、すぐに買取を始めてください。
今、あなたが副業を探していて、せどりの情報を集めているのであれば、せどりは一旦忘れて買取から始めてください。
買取がせどりより優れているのは当たり前です。
仕入れに回っているブックオフやセカストと同じように個人から直接買い取れば、一番安いし効率がいいんですから。
古物商許可証さえあれば、大手買取店と同じことができます。
せどりの弱点である作業の多さと利益率の低さを、買取ならクリアできます。
今は作業の大部分を外注さんに依頼しているので、
自分で手を動かすのは、商品の仕分けとデータ管理だけです。
利益率の高い買取なら、外注さんを入れても十分な利益が残ります。
利益率が高いビジネスに乗り換えよう!
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せどりで一番売上があった当時の確定申告を見ると、
売上636万円/粗利196万円/粗利率30.8%でした。
一方、買取だけの売上になった現在は、
売上384万円/粗利255万円/粗利率66%です。
売上は下がりましたが、せどりでセルフブラック状態で疲弊していた時よりも手残りは多いです。
せどり時代は、私や子どもの体調で仕入れに行けないなどがあると、売上げが即ダウンして赤字転落してしまう恐怖が付きまといましたが、今は利益率が高いため、それもありません。
ここまで買取で私が得たものや、買取を勧めたい思いを語ってきましたがいかがでしたでしょうか?
当時の私のように、ちょっと勇気を出して買取を始めてみませんか?
長くなったのでノウハウの詳細は次の記事で書きますね!
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