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これから立ち退きになる熟年夫婦の話。#21
来年立ち退くだろう予定→未定
立ち退いたら新築になるだろう予定→未定
二人暮らし、終の棲家。
とても小さい家づくり。
夢はふくらむんですがシンプルな作りでいいんです。
昨年末、クリスマスの日に見つけた土地のこと、制限があってやきもきしていた。
家、建てられるのかなあ。やっぱりダメかな、って思っていた。
だけど、あきらめきれず。
新年になって不動産屋さんから土地の説明を聞きました。
そのときに隣接している県の管理地の取り扱いのことについてなにか売り主さんや県から聞いてるかを聞いてみたのだけど不動産屋さんは初耳だったみたいです。
そして翌日すぐに県の事務所まで足を運んで聞いてきてくれたらしい。
結果、県の管理地は何もしなくてよい、とのこと。
隣接してる管理地に建物を建てなければ良い、家を建てて良い、だそうです。
ええっ?建築士さんの話と違う。。
もうよくわからなくなって。
誰を信じていいかわからなくなった。
もやもやするんだったら、自分も行って聞いてこよう!
ちょっと山の中にある事務所、バスに揺られて行ってみた。
そして直接お話を聞いてきました。
立ち退きに関する話、県の管理地の取り扱いなどを聞いてみたところ、不動産屋さんの話はあながち間違ってはいなかった。
ちょっと「ん?」と思うところはあったけど。
そして、建築士さんの話も間違ってはいなかった。
今ある擁壁をなくして新しい擁壁を作る、というのは、新しく建てる家の安全を考えて提案してくれたことだったようです。
いつになるかわからないけれど、一部立ち退いて県の管理地となっている場所は河川工事で削られてしまう可能性がある。
管理地を避けてだがその土地の上に新たに家が建ち、万一、管理地を削るなどの工事が発生した際、強度が弱くなって建っている家にさしさわりがあるかもしれない。
だから今から県の管理地を削ってしまい、新しく擁壁を作って強度を強くしておく。
建築士さんのそういう考え、提案だったらしい^^;
県の事務所からそのようにしなければならない、と言われたわけではなく、建築士さんの将来の安全配慮、提案だった、らしいです。
よーくよーく聞いてみないと、いや、聞いたつもりで認識できてなかったわたし。
メールで、文章でやりとりしていて文字で残っていてもわたしには理解ができなかった。。
これからはやり取りを録音させていただくことにした。
そして、家に帰ってからやりとりを議事録にしていこう。
それを建築士さんにも読んでもらってお互い情報共有しよう、と強く思いました。
今週、来週にも建築士さんも直接県の事務所に出向き、話を聞いてくれるそうです。
そして、土地の契約をするまでに建築士さんの意見を聞くことになりました。
建築士さんの考えとわたしが県のひとに聞いてきたことなどをすりあわせてようやくあの土地でも家は建てられそうになってきた。
家づくり、分譲地でもない限りすんなり進むわけがないんですよね。
家が建てられる、とわかっても土地の改良工事や杭打ちなどが必要になるはずだし、まだ家、建物のことを考えるのは先。。
でも、土地はほぼ決まった。
制限があって、建てられる床面積は10坪、1,2階合わせて20坪という狭小住宅^^;
住むのは二人だけ、それで十分。
少しずつ進み始めた、けれど、どんどん加速がついていきそうです。