これから立ち退きになる熟年夫婦の話。#12
来年立ち退くだろう予定→未定
立ち退いたら新築になるだろう予定→未定
二人暮らし、終の棲家。
とても小さい家づくり。
夢はふくらむんですがシンプルな作りでいいんです。
立ち退きに要する見積もり、やっと説明を受けました
10月になってもなかなか県の方から立ち退きに関しての説明がなくてやきもきしていましたが、この間ひょいっと連絡がありました。
先週、ようやくうちに県の人たちが来て、直接お話を聞くことができました。
ようやく、ようやく。
しかしこれで終わりではないんです。
立ち退きに関しての概算見積もり、内容をすべて理解してその内容で立ち退きを受ける、となったら契約することが必要になります。
先週はこちらがこの見積もりの内容で立ち退く意志を示したので、後日契約の場をもつことに。
来月末、契約予定。
確実に立ち退くことが決まるまで、ほんとに時間がかかります。
まさかのどんでん返しに焦る
ところが思わぬことが判明。
立ち退くための費用は来年度枠、ということを県の方がおっしゃっていたけれど、なんだか今年度に前倒しになったそうで。
???
どういうことなのか?
今年度、予算がとれた、ってことなんでしょうか(県の人はそういうお話だった
それとも立ち退きを早くして欲しい?
先月、9月にうけとった見積もり内容は来年3月末までのもの。
この内容で良いなら来年3月末までに自宅を撤去せよ、とのこと。
!!!
それは困ります!
ぜんぜん移る場所の目処もないのに、いきなりそんな話??
3月末までに家を作ることなんてできるとは思えない!
一瞬、焦りました。
しかし、そういう急なことはないそうで、「必ずしも」3月末までに立ち退くことはしなくてよい、とおっしゃる。
とはいえ、そういう趣旨のことは見積もりには明記されていないのですよね。
不安。。
だけど、一生懸命お話をメモったから、いざというときはこれが証拠になる!
証拠になる、かどうかはわかりませんが、うかがったお話を書き留めておくとそうでないは随分違うはず。
Let's get started!
焦りましたがさすがにそんな暴挙には出ない、ということだったので少しホッとしました。
それにしても今年度の予算でわたしたちの立ち退き費用をまかなう、ということなので急ぎ気味に動かねばいけません。
カチカチッ。
自分の中でそんな音がした気がします。
動き始めた歯車、これから忙しくなります。
立ち退きは変えられないのであれば一つずつ取り組んでいこう。
夫とコミュニケーションとりながら、力合わせて。
いよいよ「家を作る」プロジェクト、始まります。