ある薬剤師の奮闘記

うーーーん・・・
タイトル悩んだんですけど~ 奮闘したなって思って!
我ながらよく戦ったよね・・・って。
だけど~
まさかねぇ~ 
こんな事になるなんてホントに思ってなかったから・・・
あっ!!すみません。
なんの話⁈って感じですよね~
Twitterでちょこっとつぶやいたりはしたのだけど、詳細は言えなかったし。
今でも詳細を明らかにしちゃうってのは良くないのかもしれないんだけど。
医療人として正しいと思った行動が、個人を潰してしまうってのはいかがなものかっていう思いがあって・・・
その思いを開放したいっていう個人的な感情で、書こうと思ってしまった。
間違ってるかもしれない・・・
私はやっぱりいつも間違った選択をしているのかもしれない。
だけど、また同じ環境におかれたら、私は迷わず同じことを行ったと思う。
だって、目の前の患者さんを助けたいっていう思いで動いたのだから。
何一つ恥じる事は無いって今でも思っている。
今の職場で働き始めたのは、6年半前から。
それまでは、ドラッグストアで主に化粧品や化粧品関連の販売で薬とはほぼ無縁の仕事を任され、その後は小児科門前、消化器門前で仕事して、その後は大船渡でのお仕事を希望して約4ヶ月だけ・・・
その後今の職場で働く事に。
大船渡でも色々ありましたが~ 今回は詳しい話は割愛します(^^
皆様もお気づきでしょうが・・・
調剤未経験の私が、いきなり小児科から始めたんですよね!
ホントになーんにも知らなかったですから・・・ 邪魔だよね。
セフゾンやクラリスも知らんくらいでしたからね。
雇って下さった社長には感謝しかありませんし、とても素敵な尊敬する薬剤師さんの下でお仕事ができたのは奇跡なのかもしれない。
私の原点となった職場。その薬剤師さんが目標だった。
かっこよかった!とにかくかっこいいなぁって思って、その人に近づきたくて勉強した。処方元の小児科医師も、素晴らしい方だった。
その地域で有名な小児科のある病院出身医師で、患者さんの事だけをいつも考えている方だった。そんな恵まれた環境の中でお仕事させていただけたから、今も迷わず仕事できているのかもしれない。
でも・・・・その尊敬する薬剤師さんも実は私と同じような境遇に立たされる事になっていらして、私より少し前に退職されたと連絡を頂いた。
その数ヶ月後、私もこんな事になるなんて、その時はまだ思っていなかった。
今の職場で働きだしてすぐ、色んな問題にぶちあたった。
まずは、患者さんの病識の欠落が異常なくらいひどく、診察もほぼ無いに等しいって事。患者さんの病識が無いのは、医師から何の説明も受けていなかったから。そりゃそうだ!診察1分も無いのだから~
そしてある時気が付く。診察室血圧はみんな同じ数値しか言っていないって事に・・・ なんじゃこりゃぁ~
家庭血圧なんて測らなくていいって言ってるし、測っている方の血圧ノートのチェックないし・・・ あきらかに血圧コントロール不良患者さんの放置。
しかも糖尿病患者さんだったりする。
糖尿病患者さんの治療はSU単剤でマックス投与がざら。
低血糖出現も多くみられたし・・・ インスリン単位の増量は10単位とか!
もう恐怖しかなかった。
低血糖で救急搬送が多かったと事務さんからも聞いていたのだけど、その矢先の出来事が・・・
低血糖で救急搬送された患者さんに対して、言い放った言葉が「インスリンの効果があってよかったな!」だったと聴いて驚きと怒りと!
その後も、眼底出血を認めたり、下肢の壊死しかかった患者さんの放置という現実を目の当たりにした。
こんな状況を放置したくなかった。それだけ・・・
糖尿病患者さんで、下肢の壊死疑いの方とか、SU剤での2次無効で今のままでの治療では改善が難しいと思われる方とか、腎不全が進行している方とか心筋梗塞で2次予防の方とか、とにかくとくに心配な患者さんに手紙を書くことにした。投薬中だと他の患者さんの耳にも入ってしまうから・・・
だけど、手紙を書くという事は証拠を残す事でもあるので、覚悟はしました。患者さんが、もしかしたら隣の医師にみせたとしたら・・・
だけど、こんな状況を見過ごすような奴は医療人じゃないし、あとで後悔はしたくなかったし、それなら退職してもいいやって思って。
そしたら~
手紙を書いていた患者さんたちがすぐに来局して下さって、感謝の言葉を頂いた。ホントにホットした。
その後は、転院先を患者さんと相談して、転院先にトレーシングレポートを活用して情報提供し、スムーズに転院という流れを作った。
転院先は色々。その患者さんのご病気と通院しやすさとを考えて提案させていただいた。だから、近隣の色々な先生方との情報共有ができるようになっていって~ 最初は驚かれたけど、いつしかそれが普通になりましたから。
そういった事は実は2年ほど前までで、終わっていた。
その後も、あるにはあったのだけど、隣からの転院ではなく全く別の病院からの転院希望だったし。
さぁ~ 青天の霹靂ってやつがきたんです!
そう思いもしない瞬間に!
ここからは、ごめんなさい。有料に致しますね。

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