POPを活かした患者さんへのアプローチ

今回はトレーシングレポートの話ではなく･･･
POPについて語りたい衝動にかられまして･･･
っていうのも～
先日、船見先生(日経DIなどで連載されてる先生です）のツイキャスでPOPについてお話しする機会を頂きまして～(^^♪
なんか火がついちゃいまして！！
んでもって、そんなタイミングで、なんとなんと!!!!
ファーマスタイル5月号にPOPについて掲載されてたんですよ(*'▽')
これは書くしかないだろうって思っちゃって。
OTCではね～
POP描くのが当たり前だったから(あっ！今はわかりません。パソコンで色々できちゃうから手描きPOPってどうなのか･･･少なくとも私が働きだした時代はそうだった）
そうなんです！！お気づきになりましたよね･･･
もともと調剤薬局で勤務してたわけではなく、OTCで8年ほど勤務してたんですよね。働きだした頃は、とにかくPOPの練習をさせられてました。
始めは商品名と金額だけ。そこから、商品を売るために何かセールストークを記したPＯＰを描いて～
そうすると、私が描いたＰＯＰを足を止めて読んで下さって商品を手に取って下さる瞬間が来るわけです。めっちゃ嬉しいでしょ！その喜びを味わいたくてまた描くわけです。
すると、今度は大事になってくるのが、その商品の陳列場所だって気が付くわけです。
POPだけではなく陳列もまかされるようになってくるんですよね(#^.^#)
陳列がホントに物販では重要ですからね～
こうやってどんどん商品をいかに販売するかって事に目覚めちゃいまして、上司が独立された時についていく事に決めて～
薬局を一から作る仕事に携わったんですよね。
全く全くホントに薬の事は皆無の世界へ突入(*'▽')
色々な企業に出向いて、契約を結んだり、店舗の什器の配置とか～
もちろん商品の陳列のためのお仕事（今ではコンピューターでやってるんだろうけど昔は卸さんに行って棚割りを実際に棚に商品置いて写真撮って作成してたのよ）もさせて頂いて～
陳列のお仕事は大好きだった。何をどこに置くのか考えるのがとても楽しかった。売れ行きが変わるからね～
だけどね･･･　やはり楽しいだけではない。
まぁ当たり前だけど･･･
今はずいぶん変わっただろうけど～
私がドラッグストアで働いてた頃はまだまだ男性社会だったから、女性店長なんていろもの扱いで（当時の最年少女性店長になって目立ってしまった）、さらに元上司(独立起業された）と一緒に仕事したものだから、色々な噂をされてしまって･･･
仕事をみてもらえてるって勘違いしてたって思ったら、嫌気がさしてしまって、楽しかったお仕事がある時からつらくなってしまい･･･
原点に立ち返って、今までやってこなかった薬のお仕事をちゃんとやってみたくなったのよ。せっかく免許があるのに、その免許を活かした仕事をしてなかったから、やってみないとなぁ～って。
ホントはちゃんと調剤の仕事をしたかったのだけど、学生時代の研修先（〇赤病院）で、向いてねぇ～って思っちゃって･･･( ;∀;)
だけど、一度逃げた世界で頑張ろうって思ったのよね。
そして･･･今の勤務先でもともと働いてたドラッグストアでの上司（店長時代のエリアマネージャーで独立された方ではない）と再開するんだよ。
どんだけ狭い世界なんだよ！！！
な～んて･･･
またまた前置き長くてごめんなさい。
だけど～　今から考えると、これまでの経験があるからこその今の私なんだって、そう思えるんですよね。
ドラッグストアでの経験は大きい！！！
まずはコミュニケーション能力なんだけど、OTCでは話せないと物は売れないから、とにかく良くも悪くもアプローチ方法の勉強はたぁくさんさせられたから、それが役に立っている。
それと～やはりPOP！！＆陳列について～
描いてもどこで見せるのかを考えなくちゃならない。
ファーマスタイル5月号にもゴールデンゾーンについて説明されてますが～
どこに貼ったら、患者さんの目にとまるのかを考える事がポイント。
そしてテーマを決めることも重要。
その思考は、ドラッグストアでの経験があったからこそだ。
年間通して、何を売るのかの計画を立てさせられてたから～
だけど、調剤で勤務し始めたときはPOPを描くなんて思ってもみなかったんだけどね。
待合で待って頂いてる時間をどうにかして利用したいなって思ってて～
待たされてるではなくて、待ってる時間を楽しんでもらえたらって考えて。
商品も売りたいけど、まずは情報を提供しようって！！！
患者さんって健康番組とか好きだしね～
それに、投薬の際に、話せる時間って限られてますし･･･
なので～
患者さんに伝えたい内容をPOPにしよって思って描きだしたんですよね～
思った以上に、真面目に読んで下さって！
すでに、TwitterでたくさんのPOPを公開してるのだけど･･･
なかなか今は、新たなPOPが描けてなくて過去に描いたPOPを使いまわしてます～
待合で座ってる時に、目に入る場所に～
この時期はやはり脱水関連のＰＯＰ。
今回添付してるＰＯＰは、Twitterで一番反響が大きかったPOPを選びましたが～('◇')ゞ
季節性も大事だけど、年間通して慢性疾患に関連するものもアプローチ方法を考えて、情報提供するのも面白いと思うんですよね～
未だに、血圧の測定方法って勘違いされてますし～　季節で変動しますし～
糖尿病は脱水のリスク高いですしね～　
尿酸値なんて今から上昇しやすいですしね～
メーカーさんのパンフレットも参考になりますからね。
手描きでなくても、ちょっと手を加えるだけでも、その薬局らしさを出せたりします～
パンフレットを切り貼りして、画用紙に貼るだけでも、見え方って変わりますし、患者さんが興味をもつきっかけになり得ます。
すると～患者さんからの質問がわりと明確になるんですよね。
最初から誰しも上手くなんてないのだから･･･
下手くそだっていいんですよ。伝えたいって気持ちは伝わりますから～
私はそう信じてます。
異動前店舗の事務さんがまさにそうだった(#^.^#)
最初は描くこと自体に抵抗があったのだけど、1年後にはすんごい上達してて、大きなPOP（四つ切サイズ）も描ける様になってらっしゃいましたからね～　そばでみてて感激しましたもん(^^♪
って事で～
今回はこのへんで～
なんかまたてきとーにかいただけでんなぁ～
何の参考にもならなかったかも･･･　すみません。
ここまでお付き合い頂いた方ありがとうございます。