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新学期初日、思わぬハプニング。

昨日は半年ぶりの娘の学校再開日で、親子共々、喜び勇んで登校するはずだった。

しかし、久しぶりの登校に、身支度が間に合わず、急いでバス停まで走るも、バスに乗り遅れた。途中、焦って信号が青に変わる前に、走って渡ろうとした横断歩道で、タクシーにひかれそうになり、二人で怖い思いをした。娘は朝から心臓バクバクだったそうだ。かわいそうな事をした。

遅刻したくないので、タクシーに乗ったが、車内で娘は気分が悪くなり、学校のそばの中目黒駅付近で下車。車を降りても娘は、気持ち悪いを連発。何とかして、登校させたい私は、娘をなだめすかして、高架下のスターバックスまで移動。ここはTSUTAYAとのコラボ店なので、店内がバー風になっていて、椅子の高さも高くちょっと休みずらい店だった。

でも、本当に具合の悪かった娘は、席に着くなり机に突っ伏してしまい、そのまま動けず。そして、机から、私の膝の上に頭を移動させてから、二時間程たって、ようやく元気になった。間で一時間くらい、寝ていたのだが、その時、少し眼を開けて寝ていたので、いつもと違う様子に生きているかどうか心配になり、体温確認のために、おデコを触ったりした。

娘を膝枕したまま、学校へ欠席の電話をし、新しい担任の先生を教えてもらい、ホッとひと息。

八時過ぎにスターバックスに着き、結局お昼の十二時くらいまで滞在。

場所柄、若い女の子達のたまり場みたいになっている店で、目の前の二人横並びの席に二人組が次々と訪れ、入れ替わる。

出社前に派手な恋バナを繰り広げていた二人は、二人共彼氏が出来たばかりのようで、テンションも高く、幸せそうだった。子供を膝に寝かせて、向かいの席で、その話を聞いていた私は、最初はマスクもしないで、話し続ける彼女たちに、ムカついていた。その後、娘の状態が良くなって来た事もあり、彼女たちの話に興味津々で聞き入っていた。とにかく楽しそうで、ちょっとだけうらやましかった。私にはもう、彼女たちの日々は戻って来ない。

その後、娘は復活し、多少の後ろめたさから、
「今日、サボってないよね」を連発していた。私は回復した娘の姿に安心して、やっとコーヒーを注文し、店内を物色。そこは雑誌も本も読み放題の店なので、その後は二時間ほどサボり時間を満喫。娘はスマホ、私はCut9月号のEXIT 兼近の20,000字インタビューを夢中で読む。

私もこんなでも一応、母親なので、彼の
「警察に逮捕されて、母親の目の前で手錠をかけられたときに、普段泣かない母親が泣いたのが、ショックだった」
発言に涙がこぼれた。

ケーキを食べて、さらに娘はパワーアップし、帰りはバスで帰宅。途中で台風の影響を受けた豪雨に、バスは襲われたが、娘は
「遊園地のウォーターシュートに乗ってるみたいで楽しい!」
と余裕の発言。学校は行かれなかったけれど、近くまで行ったし、まぁ初日は対した事やらないから、良いか~と解放感いっぱいで、二人は家に帰りました。

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