インタビュー講座(企画編)の課題取り組み奮闘記
マーブルスクール3期では、先週から、いしかわゆき(ゆぴ)さんによるインタビュー講座が始まりました。計3回のシリーズで、初回は企画編でした。
メディア分析と企画書作成の課題に取り組みながら、気づいたこと、感じたことをまとめました。
※本当は2回目の講座の前に投稿したかったのですが、課題に必死で遅くなってしまいました…
まずはメディア分析から
最初に、自分が書いてみたいメディアを選び、そのメディアの
・メインテーマ
・読者ターゲット
・取材対象
・トンマナ(そのメディアの雰囲気、文体)
を調べます。
いろんなWEB記事を読んでいるけれど、こんな風に分析したことはなかったので新鮮でした!
自分がよくチェックしているメディアは、企業や組織も読者ターゲットに入っているのだと初めて知りました。
次に、5〜6記事を読んで、どんな人にどんなことを聞いているのかをリストアップします。
人気記事ランキングが出ている場合は、上位に入っている記事を調べると、どんな内容がよく読まれているかがわかります。
ノウハウものよりも、ストーリー性のある記事が人気だなとか、有名人の記事はやはりよく読まれているといった傾向がつかめて面白かったです。
メディア✖️人✖️テーマに悩む
メディアの分析が終わったら、読者が悩んでいそうな課題、刺さりそうなテーマを考えつつ、取材対象を決めるのですが、ここがかなりの難関でした。
最初、取材したい人ありきで進めようとしていました。しかし、自分が書きたいメディア、読者が求めているテーマに合わなそうだなと感じて、取材対象を変えることに…
インタビュー取材経験を重ねている、メディアや人のストックを数多く持っているライターであれば、この人に取材する!と決めて、メディアやテーマを考えるという選択肢もあったのかもしれません。
日頃からアンテナを張り巡らし、
・幅広いジャンルのメディアをチェックする
・気になる人、この人にこれを聞いてみたいと思いついたら、すぐにメモ
こうしてネタをストックしておくことの重要性を、課題に取り組む中で身に染みて感じたのでした。
講座の中で、同じ人にインタビューした、メディアとテーマが違う2つの記事を比較していました。
たとえば、ダンスボーカルユニットへのインタビューの場合、エンタメ系メディアでは、音楽性がテーマなのに対し、ビジネス系メディアでは、逆境の乗り越え方がテーマになっていました。
テーマによって、これだけ内容が違うのかと驚きでした。
同じ人でも切り口を変えれば、何度でも取材ができるわけですね。
リサーチは楽しい!でも進めるうちに弱気に…
取材対象を決めたら、過去のインタビュー記事やSNS、その人の作品(書籍、楽曲など)をリサーチします。
自分が話を聞いてみたいと関心を持った人について調べるのは、発見が多くて、すごく楽しかったです。
しかし、またしても壁にぶち当たります。
インタビュー記事が思った以上に見つかり、私が聞こうとしていたことが、ほとんど網羅されていたのです。
「これ以上、聞くことがあるだろうか?」と途端に弱気になり、他に候補に挙げていた人のことを調べ始めました。
すると今度は、インタビュー記事もSNSの情報もあまり出てこなくて、「話を深めるだけの材料があるのだろうか?」と不安に…
最終的に、どちらの人が、自分や読者の悩みに刺さる話をしてくれそうかを考えて、過去のインタビュー記事が多数見つかった人に決めました。
それだけ語れるものを持っている方だと判断したからです。
ゆぴさんから聞いた
過去のインタビュー記事での発言をさらに深掘りする
を参考に、質問を考えました。
こうやって苦労して企画を作り上げても、取材を断られてしまうことがあるのが現実。
でも、また違うメディアで、別の切り口で再度アタックできるかもしれないと思うと、かけた時間は決して無駄にはならないですね。
課題に取り組んでみての感想
私はインタビュー記事が好きで、よく読んでいるのですが、これだけ段階を踏んで企画を練り上げているとは思いもしませんでした。
今後は、インタビュー記事を見る目が変わりそうです。
やっと企画書を作るところまでたどり着きましたが、この先、取材、執筆と続くわけで、記事が掲載されるまでの道のりは遠いですね…
でも、マーブルスクールで一番楽しみにしていたのがインタビュー講座だったので、実際の仕事に近い形で課題に取り組める経験ができるのは本当にありがたいです!
やってみたかったことだからこそ悩むけど、楽しくもあります。
次は取材編です。さて今度は何が待っているのでしょうか?