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6年生の息子を見ていて、特別支援学級を選んでよかったなと思う

今日は小学校の個人面談に行ってきました。

息子は、学校で起こったことを細かく話すほうではないので(聞いてもちょっと曖昧だったりする)、先生から普段の様子を聞けるのは楽しみです。

支援学級には約40名の生徒がいて、4つのクラスに分かれています。息子を含む6年生3名が、リーダー格として、クラスだけでなく、支援学級全体を引っ張っているとのこと。張り切っている様子が目に浮かんで、嬉しかったです。

通常学級の生徒たちと一緒に活動している委員会では、毎週1回、普段の登校時刻よりも30分以上早く行かないといけない仕事があります。

大丈夫かなと心配でしたが、大雨が降っても、ちょっと疲れた様子のときでも、休まずに行っています。役割を与えられると、俄然、張り切るタイプなんですよね。

支援学級の先生方が、本人のやる気を大切にしながらサポートしてくださっているおかげだと思います。

以前、特別支援学級を選んだ理由について、こちらの記事に書きました。

特別支援学級でよかったなと感じるのは、息子がいろいろな挑戦ができている姿を見ているからです。それだけ自信が持てているということなんですよね。

実際にどんな点が自信につながっているかを書いてみます。

たとえば、算数と国語の授業は、学年別ではなく、子どもの習熟度に合わせてグループ分けしています。だから、全然わからなくてついていけない、ということにはなりにくいのです。しばらく授業を受けていてレベルが合わないとなったら、グループを変えることもあります。

息子の場合、算数のグループがちょっと難しすぎるかもという話が、一度出ました。しかし、本人が「もう少し、このグループで頑張りたい」と言っていたので様子を見ることに。今もグループを変えずに頑張っています。

ただ、宿題は、少しレベルを落とした内容に調整してもらっているようです。というのも、宿題がなかなか進まず、ため込んでしまい、余計にやる気を失っていた時期があったからでした。内容が変わってからは、自ら進んで宿題に取り組むようになりました。

こういうちょっとしたことで、気持ちが変わるんですよね。先生方の細やかな配慮に助けられています。

実は5年生のときに、通常学級との交流の一環で、社会科だけ通常学級で授業を受けていたことがあります。ちょうどその時期に授業参観がありました。

40人近い生徒に対して先生1人。普段、支援学級の授業を見慣れているので、1クラスの人数がものすごく多く感じました。

授業の進め方は、先生が説明をしたり、質問を投げかけたりしながら、教科書とタブレットを使って、自分で調べていくスタイルです。

教科書のどこを見ればいいのか、タブレットのどの画面を開けばよいのか、息子は全然ついていけていない様子でした。

時々、先生が回ってきて教えてくれますが、しばらくすると、また分からなくなり…の繰り返し。

先生の指示をすぐに理解できて動けたり、自分で判断できたりする力があるならよいですが、そうでない子にとっては、やっぱり通常学級は厳しいなと思いました。

息子は、承認欲求強めといいますか、自分のことをしっかり見ていてほしいタイプなので、少人数で丁寧に指導してもらえる支援学級の体制は、とても合っています。

そのおかげで、宿泊行事のリーダー、運動会の応援団など、さまざまな場面で、自ら手を挙げて挑戦できるようになりました。

だから、特別支援学級を選んでよかったです!

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