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「最北れぶん留学」の取組(礼文町)
北海道宗谷総合振興局です。
令和5年6月、鈴木知事は宗谷管内礼文町にある島内唯一の高校である「北海道礼文高等学校」を訪問しました。
今回は、礼文高等学校の「最北れぶん留学」の取組についてご紹介します。
入学生の減少
礼文町の人口は昭和30年(1955年)をピークに減少が続いています。
礼文高等学校の入学者は、平成22年にはがわずか2名、その後も10名前後となり、学校の再編・統廃合など、存続の危機となりました。
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島内から高校がなくなることで、16歳から18歳の人口流出が進み、将来の担い手不足がさらに加速する恐れがあることから、島内生徒の地元進学の向上とともに、令和2年度から「最北れぶん留学」として、全国から入学者を募集する取組を開始しました。
最北れぶん留学
令和2年度に第1期生が入学し、現在では全校生徒56名のうち、約半数が島外生です。
礼文町では、親元を離れて暮らす生徒が、安心して充実した3年間をすごせるよう、食事付きの学生寮の整備や、通学バスの助成のほか、帰省時の交通費助成や保護者が島に訪れる際の助成など、様々充実した支援を実施しています。
そして令和5年3月には、第1期生の8名が卒業を迎えました。高校生活を通じて、礼文島の魅力や島の人の温かさに触れ、「お世話になった島の方々に恩返しをしたい」といった思いから、1期生のうち半数の4名が島内に就職しました。
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魅力ある高校に向けて
礼文高等学校では、魅力ある高校づくりとして、アメリカ ロサンゼルスでの短期ホームステイ留学や、トレッキングなどのアウトドア体験・遺跡を通じた歴史文化の学習などの礼文島ならではの特色あるカリキュラムを採用しています。
礼文島でしか体験できない「最北れぶん留学」について、詳しくはこちらをご覧ください。
北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
今回ご紹介した礼文高校でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。