地域で取り組む「冬いちご」への挑戦(比布町)
北海道上川総合振興局です。
令和5年2月に鈴木知事は上川管内の株式会社ネクスピークを訪問しました。今回は、株式会社ネクスピークで取り組んでいる冬のいちご栽培について紹介します。
いちごの再振興へ
「スキーといちごのまち」をキャッチフレーズに掲げている比布町。平成10年に過去最高販売額を記録しましたが、燃料代の高騰や生産者の高齢化などにより、徐々に作付面積や戸数が減少していました。
危機感を募らせた町は平成30年、JAなどの関係者とプロジェクトチームを結成。「ぴっぷいちごの再振興」に取り組み始めました。
冬いちごへの期待
ぴっぷいちごの再振興の一環として、取り組み始めたのが「冬いちご」の栽培です。
春どり(5~6月)が一般的な北海道において、冬いちごは希少価値が高く、農作業の分散化にもつながり、特産品であるいちご生産の維持や所得の向上などが期待されています。また、栽培施設では、温度・二酸化炭素などの栽培環境が機械制御されており、寒冷地でのいちご生産の環境に優しい取組となっています。
北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
今回ご紹介した比布町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。