カムイウイスキーを世界に!
北海道宗谷総合振興局です。
令和5年6月、鈴木知事が訪問した「Kamui Whisky(株)(以下、カムイウイスキー)」と、代表取締役社長ケイシー・ウォールさんについて紹介します。
利尻島との出会い
米国の起業家であるケイシー・ウォールさんは、2015年6月に観光で初めて利尻島に訪れた際に、雄大な自然に感銘を受けました。
繰り返し島に足を運ぶ中で、スコッチウイスキーの名産地である英国スコットランドのアイラ島を想起し、「ここで大切な人とゆっくりウイスキーを味わってほしい」という思いから、2020年にカムイウイスキーを設立しました。
オンリーワンのウイスキーを目指して
2022年10月、日本最北・離島発のウイスキー蒸留所として稼働を開始し、バレルでの熟成を経て、2025年に出荷予定です。
ウイスキーの命と言われる水は、日本名水百選にも選ばれたミネラルを多く含む利尻山の雪解け水を使用し、現在、原料の大麦麦芽はスコットランドや根室管内中標津町のものを使用しています。
ケイシーさんは「将来的には原料も含め利尻オリジナルのものを使用し、利尻島のすべてをまるごとボトルに封入した、オンリーワンのクラフトウイスキーをつくりたい」と語ります。
利尻島を挙げてカムイウイスキーとともに利尻島の名前が世界中に広がることを目指しています。
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北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
今回ご紹介した利尻町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。