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【驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~】⑩

見て頂き有難うございます。⑩は培養上清の強みと歯髄ならではのサイトカインが書かれていました。
【驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~】上田実さんの医者としての病と向き合う姿や戦い、そして奇跡の薬 幹細胞培養上清との出会い、たくさんの実験の様子が書かれているこちらの本に大変感動いたしました。本当にたくさんの病気が治る日を私も感じることが出来、世界中から病気がなくなる日を信じて幹細胞培養上清を応援する気持ちでいっぱいです。そんなこの本を私なりに要約してみました。よかったら読んでみてください。第4章 培養上清

【ここで簡単に培養上清の作り方を説明しましょう】


はじめに、幹細胞を牛の血清を使って増殖させます。
そして、幹細胞に何らかの刺激を与えます。そうすると、幹細胞は自ら自己保全するために、大量の生理活性物質を放出します。これが培養上清です。

血清部分は事前に取り除いており、 生理活性物質だけとなります。
生理活性物質には何が含まれているかまだわかっていません。
これまでに分析されただけでも100種類以上の生理活性物質が含まれています。

タンパク質の一種であるサイトカインと呼ばれる分子量が大きいものから
エクソソームと呼ばれる 遺伝子の切れ端の詰まったカプセルのような分子量が小さなものまで培養上清は、幹細胞を保全するための多種多様な生理活性物質によって構成されています。

忘れてならないのは、生理活性物質が幹細胞の種類によって異なると言うことです。 間葉系の幹細胞では 骨髄由来、臍帯由来、脂肪由来、乳歯由来が知られています。 当然、組織の再生能力が違ってきます。特に、微小環境を破壊形から再生型に変換するためのMCP-1とED-Siglec9  と言うサイトカインは乳歯幹細胞から最も多く生産されます。 この2つは、抗炎症作用、免疫抑制作用、細胞保護作用など、組織再生に有利な関係を作ることができます。

そのため、乳歯幹細胞から 作成される培養上清が、他の培養上清に比べて、高い再生能力を持っているといってよいでしょう。

また、後で述べますが、ナチュラルキラー細胞や毛のもとになる毛乳頭幹細胞幹細胞も研究が進んでいます。殺腫瘍効果があり、特殊な作用を持っています。 このように培養情勢といっても得意とする作用があり、使い分ける必要があるのです。

【培養上清がもつ4つの機能】

①炎症を抑える
機能 破壊された臓器や組織は強い炎症が起きています。
生理活性物質は炎症を抑えます。

②炎症で傷ついた細胞を保護する
破壊された時などに対する緊急対応ができたといえる。

③ 体の中に存在している幹細胞誘導する機能
損傷部分に健全な幹細胞を集めて増殖させ、必要な細胞に分化させます。

④ 新たな血管を作る機能
新しくできた血管を通して、再生された組織や臓器が機能するために不可欠な酸素栄養素が供給されます。

③の特徴がバイオ調整を使った再生量の1番の特徴だと私は考えています


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