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【驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~】⑫

見て頂き有難うございます。⑫は移植と同じメリットがありながらもガン化のリスクがないというお話でした。

【驚異の再生医療~培養上清が世界を救う~】上田実さんの医者としての病と向き合う姿や戦い、そして奇跡の薬 幹細胞培養上清との出会い、たくさんの実験の様子が書かれているこちらの本に大変感動いたしました。本当にたくさんの病気が治る日を私も感じることが出来、世界中から病気がなくなる日を信じて幹細胞培養上清を応援する気持ちでいっぱいです。そんなこの本を私なりに要約してみました。よかったら読んでみてください。

第4章 培養上清

【ガン化のリスクがない】

大切なことなので繰り返しになりますが、培養上清による再生医療を理解するのに重要なことなので、実験の手法をもう一度簡単に説明します。

まず実験動物に肝硬変や糖尿病アルツハイマー病などを発症させます。次に、このような疾患モデル動物に幹細胞移植をして効果があったと言う論文を参考に、幹細胞の代わりにその培養上清を投与して効果や副作用を比較します。もし治療効果が同じなら、培養上清は幹細胞移植に代わる新しい治療技術になり得ることになります。なぜなら、培養上清は、培養された幹細胞のようなガン化のリスクがないのですから。

そして安全性ですが、これまでに私の研究グループが行った主要な実験では、有害性は全くありませんでした 培養上清のリスクで、最大のものは別の動物から作った生理活性物質の場合、アレルギー反応起こすのではないかという懸念でしたが、この現象が見られませんでした

しかも幹細胞移植では、細胞を整脈内に注入すると、肺の血管に栓塞(ふさがり)ができると言うリスクも指摘されていましたが幹細胞培養上清では、こうした異常所見も全く見られませんでした。

こうした動物実験を通して、ガン化の危険性や副作用がなく、効果は幹細胞移植と同等であることがわかってくると、次第に学会の空気が変わっていくのがわかりました。

それでも幹細胞移植をして、幹細胞培養上清に転向するという研究者はごくわずかでした。

日本中を挙げて、iPS細胞、さもなければ組織幹細胞という時代でしたから
仕方がないと言えば仕方ないません。しかし、培養上清の効果を体感していた私には彼らの反応が全く理解できませんでした。

幹細胞移植と同等、同程度の効果があって、リスクも低く、費用も安い培養上清をなぜ使わないのかと不思議でなりませんでした。

この価値を知ってもらうには、1日でも早く臨床試験を行って、その治癒効果を見てもらうしかないという思い至りました。

【世界で初めて培養上清の治療を行ったのです】

そこで私は培養上清の安全性に関する検証結果をもとに、脳梗塞、糖尿病、アトピー性、皮膚炎、アルツハイマー病関節リウマチ、乳がん、糖尿病腎症に対して世界で初めて培養上清の治療を行ったのです。


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